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部屋には誰も居なかった。





『バルコニー…?』






そう思って行ってみると、案の定海を眺めるさとみくんの姿が。




『なーにしてんの』






さ「え?あ、A。
海、見てた。」



『…綺麗だね…。』


さ「だな…。」





どのくらいの時間無言だっただろうか。





先に口を開いたのはさとみくんだった。





さ「暑くなったらみんなで泳ぎに行こうよ。」


『いいじゃん。行きたい。』


さ「決まりだな。今度水着買いに行かねえと。」


『私も新調しよっかな〜。』


さ「マジ?!俺が決めるわ」


『え、絶対嫌だ1人で買いに行く』


さ「は?いいじゃん水着ぐらい!」


『絶対ほぼ裸みたいなやつ買うでしょ?!分かってんだからね?!』


さ「そんなことない!ことはない…」




『もう知らない!!!さとみくんはご飯抜き!!』





叫び声を背中に浴びながら猛ダッシュで階段を下りた。





『ねぇ!暑くなったらみんなで海水浴行かない?』


る「え!行きたいです!!!」


ジ「めっちゃ行きたい!」


り「俺も行く!!!!」


こ「行きてえー!!!」


な「そうと決まれば明日水着買いに行くかー!」


『ラジャー!はい!さとみくんは放っておいて食べよ!』






(その後ちゃんとみんなと一緒にご飯食べられませんでした。Byさとみ

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作者名:sky | 作成日時:2019年1月21日 19時

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