第2章 ページ15
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〜♪〜♪
『誰だよこんな朝っぱらから…、』
朝7時から馬鹿でかい音で着信を知らせる携帯。
ディスプレイには
_ヤギ_
と表示されている。
『はーい何?こんな朝っぱらから』
こ「あ、A?!ちょっと今から出れる?うち来て!はやく!」
『…なんで』
こ「いいからはやく!!!とりあえずやばいんだって!30分後に来てねよろしく!」
よろしくの く はほぼ聞こえてなかったな。
まぁいつものトーンと変わらなかったからそんな大したことじゃないだろうし。
顔だけ洗って着替えて、メイク道具といる物だけ持って家を出た。
タクシーに乗ってここから車で20分ほどの位置にあるころんの家を目指した。
マンションの前にもう1台のタクシーが止まっていた。
「ありがとうございます。」
聞き覚えのある特徴的な声。
『るぅちゃん!』
る「え、Aちゃん!?なんでいるんですか!?」
『え、30分後に来いってころんに言われて…』
る「ころん先生時間間違ったのかな…?え、でもそんなことは無いはずじゃ…、なーくんたちはもう居るはずだからもう決まったってこと…?それかAちゃんが早く来た…?」
え、ぜんぜん何言ってるか聞こえないしオーラが黒いんだけどるぅちゃん大丈夫?
『え、大丈夫…?』
る「え?ぜんぜん大丈夫ですよ!僕もころん先生にに呼ばれたんです。上がりましょう!」
エレベーター乗った時も黒いオーラ半端なかったけど触れない方がいいよね?そうだよね?
『お邪魔しま〜す』
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作者名:sky | 作成日時:2019年1月21日 19時