. ページ11
さとみside
後ろに倒れてきたAを咄嗟に持ち上げた時の感想は、
軽い
の一言でしたね〜。
いや、見た目からも想像つくけどほんとに食べてんのかって心配になる程軽い。
軽すぎる。
まじこいつ背負って生活しろって言われても余裕だよ。
っていうか、ミニ丈とはいえスカートに極端に慣れていないAがここの段差でこけるのは想定内。
だから一応昨日も後ろについてた。
昨日は若干よろけて自分で耐えたから出番は無かったけど。
それにしてもほんとに空気読めてんなあいつら。
俺が歩き出した途端道譲って袖からしばらく出てこないなんて。
できる王子様達(仮)だぜほんとに。
さ「えー、この姫が階段で転けたので咄嗟に抱き抱えたところ軽すぎたので急遽予定を変更して出てきてみました。
大正解だったみたいで良かったです。
そろそろ出てきていいぞお前ら〜」
ってお姫様を下ろしながら呼んだら、莉犬とるぅとをみんなで抱えながらのご登場。
悲鳴は1層大きくなったけどな。
『ねえwwwwwなにしてんのwwwww』
る「ころちゃんがwww」
り「ころんが急に対抗心燃やして俺らの事抱えて持っていこうって言い出してwww」
こ「いや絵になりすぎてたからwww対抗してやろうと思ったけどただのBLだったわwww」
悲鳴から一転、楽しげな笑いが起きる。
な「まぁ最終日のプレゼントということにして、そろそろ歌いませんかww」
『はやくしよwww』
「「『flowerring palette !!ww』」」
歌いながらまたAを持ち上げてみたらまたみんなが対抗してきてほんとに歌どころじゃなくなってw
楽しかったからいいけどwww
117人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:sky | 作成日時:2019年1月21日 19時