無愛想�� ページ8
JN side
「 A〜」
猫のようにウォヌの隣で寝てる可愛い子に声をかければ、ミンハオが言ってた不機嫌マックスはあながち間違えでもないらしく(笑)
パッチリ大きな目が半開きで「あ？」みたいな顔になってる。うける。
「 ジョンハニヒョンみたい(笑)」
AG「 …じゅにひょん」
「 ん〜？」
WN「 ジュナ、今はからかうのやめたげて」
ぐったりとしたAはまじで体力使い果たしたジョンハニヒョンみたいに目をシパシパとさせて倒れてて、なんかぬいぐるみみたい。
「 あは、キヨウォ」
呑気な僕を睨むAが可愛くて、ウォヌが呆れた顔してたけど関係ないもーん。
よしよしとその頭を撫でてあげると「もう〜」と言いながらも僕の座る場所を開けてくれるんだから。
AG「 まじであの人なんだったんだよ、俺に親でも殺されたんか」
WN「 ふっ、」
「 天使ちゃん素が…」
AG「 あ"ー胸糞悪い」
WN「 A、でもあの時言い返さなくて偉かったね。」
AG「 だって…後ろでヒョンたちが怖い顔してたんだもん」
WN「 大丈夫だよ、うちは悪徳会社だから徹底的に裏で手が回るはず」
AG「 悪徳(笑)…てかだから俺友達出来ないんじゃ？」
「 え？ヒョン達がいるじゃん」
WN「 そうだよ」
あーちんちゃ、と何度も繰り返して、頬っぺたをぷくっと膨らませるA。何しても可愛いうちの天使ちゃん。
ウォヌが愛おしそうにその頬っぺたを人差し指で潰して「そろそろ撮影行こうか」と声をかける。
撮影の言葉を聞いて切り替えたらしいAがしゃきっと立ってメイク直し行ってくる〜とスタスタ行ってしまった。
WN「 ジュナ、」
「 ん？」
真剣な顔つきで僕を呼んだウォヌ。深刻そうな雰囲気に喉を鳴らした。
WN「 今日のAめっちゃ可愛くない？俺あの衣装ドンピシャでタイプなんだけど」
はあ…呆れた。
「 ヤーそんな真剣な顔して言わないでくれる？何事かと思ったじゃん」
WN「 前ちょっと切ったじゃん髪。それが伸びてきたからちょうど、ミディアムって感じ？髪がふわふわでさ、超可愛いの」
「 話聞いてくれる？？？」
WN「 まじで可愛い」
本人の前ではそんなにデレデレしないくせに、僕の前だと暴走するウォヌはいつかその姿を見たAに呆れられてしまえ……………そしてあわよくば天使ちゃんがもっと僕を好きになってくれますように…
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作者名：ユルリ | 作成日時：2019年10月19日 2時
