自己管理�� ページ16
SG side
深夜2時。メンバー達が寝静まった頃、ガサゴソとラーメンを探すディノとドギョミヒョン。
DN「 これこれ。ヒョン、これまじで美味しいんですよ」
DK「 オーチンチャ？」
僕はもう太るのが怖くて、夜食は辞めたけど温かい牛乳を飲みながらあとで歯磨きしようと思っていた時。
二人がグツグツとラーメンを煮込んでいたら物音がして、誰かと思えばAだった。
黒いパンツとパーカーそれにロゴTシャツを合わせたシックなスタイル。髪をフードで隠しているからかノーメイクのAはただのイケメンだ。
「 …世の中やっぱ不公平だな」
AG「 は？」
「 アニアニ…てか、こんな時間に起きてるなんて珍しい。いつも肌とかクマを気にしてぐっすり寝てんじゃん」
AG「 ああ、なんか今日寒くないっすか？ヒョンの部屋窓が大きいから特に寒いでしょ」
「 昨日ウジヒョンが毛布引っ張り出してくれたから大丈夫だよ。お前もそろそろ毛布出せば？」
AG「 そうっすね。ミンギュヒョンにでも頼みます。俺か弱いんで」
「 ヤーお前って奴は…(笑)」
冷蔵庫からではなく、ディエイヒョンと兼用している小さな常温保管庫からペットボトルを取り出して、良い飲みっぷりで水を飲む。
僕もそろそろ寝ようかと思ったとき、Aがディノ達に気がついたらしい。
AG「 ヤー…まさかソレ食う気か？」
DN「 げ…………何でこの時間に起きてんだよ」
AG「 そりゃこっちのセリフだよパボヤ」
DN「 いいじゃん今はダイエット週間じゃないんだよ！」
AG「 明日の撮影に響くだろ。パンパンの顔で映りたいのかよ」
呆れた様子のAに加担して「そうだぞ」と僕も二人の体を心配する。
二人のように事務所から出されているダイエット週間だけをこなすメンバーもいれば、常に気にしているメンバーもいるし、運動してる分よく食べるメンバーもいたり、やり方は様々だ。
だけどAに関しては、事務所からも相当言われてるんだろうし、何より自己管理が徹底してる。1日の摂取カロリーの計算、変に筋肉が付かない程度の運動に、整体・皮膚科への通院まで。
AG「 食うなら塩分はやめろ」
DN「 分かったよ…」
DK「 …ミアネ…」
AG「 謝るのは俺じゃなくて自分の体でしょ」
前まで、食べないダイエット、食べたらすぐに吐き出すなんてことをしてた。それはまあうちのリーダーにこっぴどく叱られたからもうしてないんだけど
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作者名：ユルリ | 作成日時：2019年10月19日 2時
