pierrot

:05 Ryota ページ6

朝ごはんを食べ終えて



自分の部屋に戻ってきた



仕事の準備をしてると





コンコンッ




涼太「はーい」




ガチャ





玲於「ちょっといい？」





涼太「おう」




玲於は部屋に入ってくるなり、ベッドに腰掛けた




涼太「どうしたの」




玲於「いや、あの、、涼太くんってさ


Aのことどう思ってるの」




涼太「なんかその聞き方恋のライバルみたいな感じだけど笑笑


うーん、俺は、、興味ないかな笑笑」




玲於「涼太くんは、過去、話す気ある？」




涼太「話す訳ないじゃん笑 馬鹿みたいだし笑



どうせ話したところで同情しか返ってこない。


なら、時間の無駄でしよ。」




玲於「涼太くんならそう言うと思ってた。



他の5人はもう結構打ち解けてるし、、


話しそうだけど、」





隼「玲於ー！！！」





下で隼が玲於の名前を叫んだ




玲於「うるっせぇなあいつ


じゃ、お邪魔しましたぁ」




ガチャン









助けるとか守るとか




みんな言うけど




結局、あの日から誰も助けてくれなかったし




守ってくれなかった





"可哀想な子" これしか言われてこなかった。




"可哀想" "可哀想" "可哀想"





同情がいっちばん必要ない。

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