pierrot

:25 You ページ26

隼から話を聞いたあの日から






玲於とは





あまり会話をしてない






私が一方的に話してるだけ。





・





・





・






涼太「ねえ、A、玲於しらない？」






「玲於なら自分の部屋に居てるんじゃないかな？」






亜嵐「玲於、今日仕事で嫌なことあったみたいで」





「今日は、リハじゃなかったっけ？7人で」





涼太「急に玲於だけ撮影入ってさ。



家帰って来てから1回も顔見てないんだよね。」






龍友「LINEもしてるけど、既読つかんしな〜」






手首、、深く切りすぎて、、意識なくしたとか





ないよね、、





なんか、嫌な予感がする、、






「玲於ッ...！！」






私は玲於の部屋まで走った。





コンコン




「玲於！あけて！」





玲於「......」






返事がない





「入るからね！！」





ガチャ






・





・





・





嫌な予感が的中した






「しっかりして！！玲於！聞こえる？？」






止血しなきゃ





近くにあったタオルで





強く縛る





救急車呼ばなきゃ





血がついた手で





必死に番号を押す





「もしもし！救急車1台お願いします


出血が酷いんです、はい、お願いします！」





すると





龍友「ちょ、玲於！？」





しまった、、ドア開けっ放しだった





亜嵐「おい！大丈夫なのかよ！！玲於！」





血がすごすぎるよ





とまらない





って、、血、、





は！！





「涼太は見ちゃダメ！」






後ろを向くと





裕太「涼太くん！しっかりしろ！」





涼太「ハァッハァッハァッハァッ..!!



ごめんなさいごめんなさい！！



ぼくが、、僕が、、、



うわああああああああ！！！！」






龍友「涼太！落ち着け！」






「メンディー、ちょっと押さえるのかわって！！」





関口「了解！！」





私は涼太のそばに行った





「涼太！！手を握って！！私を見て！！」





目の焦点があってない





体の震えが止まらない涼太





「涼太はなにも悪くない！！！大丈夫だから！！」






少しずつ落ち着いて来た涼太





「深呼吸ね、、ゆーくり、、そうそう



裕太と隼、涼太を部屋に連れてってあげてくれる？


龍友、お願い涼太のそばにいてあげてほしい」





龍友「お、おう」




ここからが試練なのかもしれない

:26 Ryota→←:24 Hayato

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す