ポジティブ少年は体が弱い Sota.N

過呼吸 (リクエスト) ページ46

ひまわりさん リクエスト

リクエストありがとうございます！

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※コロナウイルスが存在しない世界だと思って読んでください。



颯太Side


ここ最近有難いことに凄く忙しくさせてもらってる。
舞台にLIVE、お昼のレギュラー番組、ファンタのレギュラー番組、ラジオやら。
僕自身、忙しければ忙しいほど嬉しいしテンション上がるから特に苦痛に感じたことはなかった。


だけど今日は話が違う。


颯太｢ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、、、｣



朝起きた瞬間から何故か止まらない咳。
今日はBOT4日目。最終日。


颯太｢最終日に体調崩すのはさすがにちゃうやろ、、、｣



自己管理の甘さに少し苛立ちつつ
だけど考えれば考えるほど辛くなってきて
まだ少し時間があったからもう一度寝ることにした。



・




うるさいアラームを止めて
自分の体に喝をいれてなんとかベッドから起き上がった。


熱を測ろうと思ったけど、測れば余計にしんどくなる気がしたし、いうほどそこまで体温はまだ高くないような気がした。
とりあえず薬もなかったから、のど飴でも舐めてマネージャーの迎えを待つことにした。

・



勇征｢颯太おはよう｣



颯太｢おはようございます｣



勇征｢颯太なんか顔白くね？？朝ごはんちゃんと食べた？｣



颯太｢実は今日朝起きたとき咳止まらへんくて、熱は多分微熱くらいなんですけど、、、。だから食欲もなくてなにも食べてないんです｣



勇征｢え、大丈夫なの？？ 体ダルいんじゃない？？｣



そう言って少し離れたところに座ってた勇征くんが
僕の隣に移動してきて心配そうに背中を摩ってくれた。



颯太｢若干ダルさはあるんですけど、今のところ頭痛とかも出てきてないし大丈夫。｣



勇征｢とりあえず世界さんと大樹くんには伝えておくから
リハまで時間あるし、少し寝てな？？
あと今日は吸入器も舞台袖に持ってくの忘れずにね。｣



颯太｢迷惑かけてごめんなさい、、、｣



勇征｢何言ってんの。素直に教えてくれてありがとね。｣


そう言うと勇征くんがいつもトレーニングで使うマットを
床に敷いてくれてそこに寝かせてくれた。
楽屋はボーカルとパフォーマーで別れてるのが幸いだった。
そしてたまたま初日に持ってきて以来楽屋に置きっぱだった自分のプロデュースグッズのブランケットを被って
眠りについた。

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