･ ページ22
あれから毎日
仕事が終わって家へ帰ると
薬を飲むのが日課になった。
ダメだと分かってるのに
辞めないといけないのに
薬を飲まないと
不安で押し潰されそうになるから。
そして
少しずつ量も増やしていった。
･
｢...た....？そ....た...？そ..うた...そうた！！｣
颯太｢は、はい！！｣
大樹｢ちゃんと聞いてたか？｣
颯太｢へ、、？？あ、その、、｣
大樹｢やる気あるの？｣
颯太｢すみません、、｣
大樹｢ちゃんと聞いててよ？｣
颯太｢はい、、。｣
ツアー会議中
頭がボーッとしてしまった。
落ち着け...
大丈夫...大丈夫...
慧人｢颯太？？｣(ボソッ)
隣に座ってた慧人に呼ばれた。
慧人｢手、震えてるよ？どうしたの？体調悪い？｣
颯太｢え..？？｣
慧人にそう言われて自分の手を見てみると
小刻みに震えてるのが分かった。
颯太｢だ、大丈夫だよ。ありがとう｣
慧人｢ならいいけど。無理はしないでよ？｣
颯太｢う、うん、、｣
この会議が終わったら
薬飲みに行こう。
･
･
スタッフ｢では以上になります。｣
会議が終わった。
大樹｢じゃあ15分後リハーサル始めるよー｣
メンバー｢はーい｣
勇征｢颯太、ここの歌い方なんだけどさ｣
颯太｢勇征くんごめんなさい。ちょっとトイレ我慢してて、、
帰ってきてからでもいいですか？？｣
勇征｢あ！ごめんごめん！！行っておいで！｣
怪しまれないように
バッグの中から素早く薬が入ったケースを取って
トイレへ急いだ。
誰も来てないのを確認して
個室へ入る。
颯太｢はぁ...はぁ...はぁ...はぁ...｣
浅くなってる呼吸を整える。
ある程度整ってきたら
10錠
口へ入れた。
颯太｢...ふぅー...｣
薬を飲んで
深呼吸して
ちゃんと落ち着かせる。
颯太｢大丈夫...大丈夫...｣
そう言い聞かせて
リハーサルへ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 210人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひまわり(プロフ) - よぺさん» リクエスト書いていただいてありがとうございました！素敵なお話で嬉しかったです！これからも応援してます*ˊᵕˋ* (2023年5月7日 7時) (
レス) id: 95dcc5cde9 (このIDを非表示/違反報告)
よぺ(プロフ) - でさん» ありがとうございます！ 嬉しいお言葉とお気遣いありがとうございます！(；；) リクエスト頂いていたのに書くの遅くなり申しわけありませんでした。どうかこれからもこの作品を楽しんでいただけると嬉しいです。これからもよろしくお願い致します！<(_ _)> (2022年9月4日 2時) (レス) id: ed8e51904f (このIDを非表示/違反報告)
で - 再開おめでとうございます。作者さんのお話がむっちゃ好きなのでこれからの更新楽しみです。作者は体調に気をつけて作者さんのペースで頑張ってください‼ (2022年9月4日 0時) (レス) @page49 id: 6dcaf21d24 (このIDを非表示/違反報告)
よぺ(プロフ) - ひまわりさん» コメントありがとうございます！ 大変お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。駄作ではありますがこれからも頑張りますのでよろしくお願い致します！<(_ _)> またいつでもリクエストお待ちしております！ (2022年8月17日 9時) (レス) id: ed8e51904f (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - 素敵なお話を書いてくださってありがとうございました！これからも応援してます！！ (2022年8月17日 6時) (レス) id: 95dcc5cde9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：よぺ | 作成日時：2020年12月19日 9時
