Jr.EXILE

Itsuki Fujiwara ページ15

−喘息−

樹Side


壱馬｢本日本番 事故 怪我なく最後まで集中して


良い日にしましょう！よろしくお願いいたします！｣




RMPG｢｢よろしくお願いいたします！！｣｣



今日はRAMPAGEとハイローがコラボした



LIVEがある。




そしてリハが始まった。




のはいいんだけど･･･




樹｢･･･ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ･･･っ！！｣



どうも久しぶりに喘息の発作が今にも出そうで




全然集中出来ない。




一応吸入器はポケットに忍ばせてるんだけど




発作とかここ数ヶ月出てなかったから




正直、怖い。




･





･




LIKIYA｢じゃあ、立ち位置確認も終わったし


SWAG & PRIDEからやろうか｣




マジか･･･



今踊ったら間違いなく発作出る･･･




まあでも、今日はスモーク使わない演出で良かった。




･




そして曲が流れて



初めは順調だった




だけど、間奏のパフォーマーパートになって



踊ってた時だった




胸が少し苦しくなって



喉に違和感が出て



樹｢ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ･･･っ！！ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｹﾞﾎｯ･･･！


ﾋｭｰ･･･ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ！！｣



踊れなくなって


座り込んだ。




俺の立ち位置は1番後ろ



そしてそのすぐ後ろにはボーカルがいる。




するとすぐさま俺の咳に気づいた3人。




北人｢ちょ、、樹！？｣



壱馬｢樹！！｣



陸｢ストップ！！音止めてください！！｣




音が止まって



俺の咳がより一層響き渡った。



そして俺は倒れ込んだ。




陸｢いっちゃん、もしかして発作なんじゃ･･･！！｣




翔平｢吸入器！！｣



陸｢いっちゃん、吸入器持ってる？？｣



俺はポケットを叩いた




壱馬｢ポケットの中！！｣




壱馬さんが倒れてる俺を起こして支えてくれて




陸さんが吸入器を口にあててくれた。




樹｢･･･ｽｰ･･･ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ･･･ｽｰ･･･ｽｰ｣




落ち着いた･･･



久しぶりだからめちゃくちゃしんどかった･･･




北人｢とりあえず、樹は楽屋戻って落ち着こう？｣




壱馬｢歩ける？｣



俺は発作が出たあとは体が凄いしんどくて



正直歩くのも


立つのも



しんどい。



だから･･･




樹｢ごめんなさい、体がしんどくて歩けないです･･･｣




海青｢そしたら、俺運びますね！｣

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←･

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す