Jr.EXILE

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勇征Side


今日はJr.EXILEでドッジボール大会！！


もうずっと楽しみにしてたし



絶対優勝したい！！



だけど、一つだけ気がかりなことがある。。



それは相方の颯太。



颯太はデビューする前からずっと暑さに弱くて



夢者修行でも何度か限界がきて



ぶっ倒れたりもしてた。



だから、運動系の企画とかは要注意なんだけど



今日は真夏の猛暑日。



朝起きた時から、颯太のことが心配で仕方なかった。



だから、颯太にお水たくさん飲んでほしくて



声掛けてたんだけど



慧人｢勇征くん！ちょっと来てください！｣



準決勝が始まる前に、なっちゃんと投げ合いしてたら



急に慧人に呼ばれた。



なんか嫌な予感がする。




俺は急いで慧人の後を着いて行った。



勇征｢颯太！！｣



｢ゆせくん･･･ごめんなさい･･･｣



少しぐったりして苦しそうな颯太がいた。



勇征｢お水飲めってあんだけ言ったのに･･･



忘れてたの？｣



｢楽しくなりすぎちゃって･･･すっかり･･･｣



勇征｢その気持ちも分かるけど、ちゃんと飲まないと。



この後の試合、颯太には見学しててほしいんだけど｣



｢嫌！！ここまで来れたのに･･･みんなと最後まで戦いたいもん･･･｣




勇征｢なら、無理！！ってなったら抜けろよ？


どんなタイミングであれ、席に戻る約束。



いい？｣



｢わかった･･･。ありがと、ゆせくん･･･｣



慧人｢勇征くん、颯太もしかして？｣



勇征｢多分、熱中症のなりかけってとこまできてる。


ほんとは出させたくないんだけど･･･｣



慧人｢颯太の気持ちも分からなくもないです。



もしかしたら、最初で最後かもしれないですもん。



このドッジボール大会。



だったら、後悔なく最後まで一緒に戦ってから



ぶっ倒れた方が颯太もきっと満足すると思います。｣



勇征｢そうだよな。


とりあえず、他のメンバーにも颯太がいまこうゆう状態だってこと伝えに行こう。


きっと、リーダー2人も颯太の気持ち分かってくれるはずだから。｣




慧人｢僕、リーダー以外のパフォーマー組に伝えておきます！｣



勇征｢ありがとう！｣


スタッフ｢では、コートの方に移動お願いします！｣



勇征｢よし、颯太立てそう？｣



颯太｢うん、、大丈夫、、｣



勇征｢お水飲んで。｣



颯太に水を飲ませて



支えながらコートへと向かった。

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