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涼太Side

確かに、みんなが怒るのも分かる。



みんなからしたら 忙しいなんて言い訳でしかないんだろうけど



俺からしたら、別にそんなつもりはなかったわけで。



もうどすればいいんだろう




涼太「あー!!!!!」




誰もいない、証明も薄暗い事務所のスタジオで



滅多に出さないくらい大きい声で叫んだ。



それと同時に涙が止まらなかった



どうして泣いてるのかも分からない



だけど、勝手に涙が出てくるんだ。



ガチャ



誰かが入って来た



「どうしたの」



顔を上げると



涼太「A、、」



「医務室に連れて行ってあげたいところだけど


今、ちょうどベッドで休んでる人がいるから


聞かれちゃうかもだし、ここで話聞くよ」



涼太「その人はいいの、、?」



「うん。目が覚めたら帰っていいよって伝えてあるから。」



涼太「そっか、、」




俺は今日の出来事とドラマ撮影での出来事を全て話した




涼太「ハァハァハァ...ハァハァハァ...ッ!!!」




「ゆっくり呼吸して、、そう、ゆーっくり、、」




色々と思い出しちゃって息が苦しくなった








「辛かったね、、苦しかったね、、痛かったね、、」




涼太「うん、、怖かった、、」




「お腹、見せて?」




涼太「うん、、」




「酷すぎる、、、」




Aが医務室に戻って手当てするものを持ってきてくれた



「ごめん、ちょっと押さえるから仰向けに寝てくれる?」



Aが俺のお腹を弱く押す



涼太「ウッ..! 痛い...」



「酷い打撲だね、、骨は大丈夫みたい。」




おでこの火傷も手当てしてくれた。




「みんなに話そうよ」




涼太「怖いよ、、」




「明日のスケジュールは?」




涼太「リハだけ」



「涼太、明日さ事務所来たら医務室においで?


スタジオには行かずに。」



涼太「でも、そんな事したらまた嫌われちゃう」



「大丈夫。私が、涼太を助ける。


お願い、信じて」



涼太「う、、うん、、」

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作者名:よぺ | 作成日時:2019年4月24日 17時

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