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やっと1日が終わった。
最近、食欲もなくて
何も食べれてない。
家に帰ってくると
どうしてもあのスタッフさんの顔が出てきてしまう。
臣「ハァハァハァ..ハァハァハァ..ハァッハァッ.!!」
シャッ!!
またやっちゃった..
リスカ。
血を見ると あ、俺まだ生きてるって思うんだよね。
息が苦しくなって、いつの間にか切ってる。
そんな毎日が続いてる。
メンバーには言ってない。ていうか言えない。
Aに相談しようか迷ったけど、最近凄く忙しそうだし。
耐えるしかないのかな、、
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今日もあのスタッフさんがいる仕事。
行きたくない。
傷跡を隠して、事務所に向かった。
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?「ん?あれ、臣くん?」
臣「あ、おはよA」
「おはよ。今日みんなより1時間入り早いの?」
臣「う、うん」
「痩せたよね?何かあった?」
臣「大丈夫だよ。平気。」
「まあまあ、そう言わずにほらちょっと話そうか」
何故か分かんないけど
臣「グスッグスッ...」
涙が止まらなかった。
・
「その傷、自分でしたの?」
臣「うん。」
「どうして」
臣「誰にも言わないって約束してくれる?」
「内容によるかな」
臣「お願いだから!」
「分かった。約束する」
俺はスタッフさんにされてる事を話した
「それは、、みんなに話した方が楽になると思うよ?」
臣「でも、、」
「6人全員に話すことが無理なら、隆二くんにだけでも話してみな?」
臣「隆二?」
「最近相談されるんだよね。
臣が痩せてる!!どうしよう!!って」
臣「隆二..」
「大丈夫。あの人たちなら必ず守ってくれる。」
臣「とりあえず、隆二にだけ話してみる。」
「うん。これ、包帯と消毒液だけ渡しとくね」
臣「ありがと」
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作者名:よぺ | 作成日時:2019年4月24日 17時