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重たい扉を開けると中はホコリが舞ってて薄暗かった
スマホを電気がわりにしようと思ってポケットに手を入れると
中にはなんにも入ってない
スマホを教室に忘れてしまったことに気づいた
取りに行こうか迷ったけど
面倒くさくなってしまいやめた
自力で電気のスイッチを探そうと倉庫の中へ足を進めた
パチン
ギィー、バタン！
私が電気のスイッチを押すのと同時に
突然ドアが閉まる音が聞こえた
驚いて後ろを振り返ると
そこには知らない男子数人と明美がいた
『...あ、けみ？』
明美はいつにもなく冷たい顔でこちらを見ていた
｢ねえ、黒木さん俺らといい事しようよ｣
『や、やだっ』
男子のひとりがそう言うとみんな近づいてきた
明｢いつも男に色目ばっか使ってんだからいいじゃん｣
『あ、けみ？』
いつもの明美なら絶対に言わない言葉
明｢とぼけんなよ！私の彼氏奪ったくせに！｣
『奪ってないよ！』
『ねえ、どうしたの？なんかあったの？』
明｢嘘つき！もういい、好きなように遊んで｣
私の言葉を無視して男子に話しかける明美
｢ほんとにいいのかよ？｣
｢うわー！俺初体験が黒木さんなんて最高だよ｣
何言ってるの？
言葉の意味を理解するまでに時間がかかった
明｢じゃあ私帰るから。楽しんでね｣
『待って！明美！行かないで！』
そんな私の願いも虚しく
明美は倉庫から出ていった
私は後を追おうとした
でも出来なかった
｢残念、行っちゃったね｣
｢でも大丈夫だよ｣
｢これからたっぷり遊ぼうね｣
『嫌だっ！来ないで！』
どんどん近づいてくる男子と距離を撮ろうとして後ずさりをする
とんっ
背中に壁が当たった
もう私に逃げ場はない
お願い、助けて
誰にも届かない私の思いは声にならずに消えていった
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sajinao001(プロフ) - 面白くて続き気になっちゃったのでパスワードお願いします🙇 (12月19日 1時) (
レス) id: dd5435c6e4 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - とても面白かったです。パスワード教えて頂けませんか (2023年2月20日 17時) (レス) @page50 id: c6bc947bda (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - とても面白かったです。パスワード教えてください (2022年11月14日 1時) (レス) @page50 id: dbafd44b67 (このIDを非表示/違反報告)
?????KJ?????(プロフ) - 最近、このお話に出会いました！とても面白く、この小説の続きを読もうとしたらパスワードを入力しないといけません。パスワードを教えて欲しいです！ (2021年4月22日 23時) (レス) id: a60a7f88e5 (このIDを非表示/違反報告)
AYa(プロフ) - 全然大丈夫です！更新ありがとうございます！ (2018年11月25日 20時) (レス) id: 2f4b18a3cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーな | 作成日時：2018年11月1日 23時
