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4話_断れない ページ6

「あ、そういえば紫桜ちゃん、午後から任務だよね?」

ニコニコと愛華さんが話しかけてくる
……この人、どうして私に話しかけてくるんだろう

わたしのこと、嫌いなくせに

『……は、い』

「あのさ、私悟とのデートがあるの!私の任務もついでにやってくれないかな?ほら、紫桜ちゃんって特級ですごく強いでしょ……?」

『わ、私、でも……』


「だめ……?私、弱いから怪我しちゃうかもって……か、考えたら、怖くて……おねがいっ!こんなこと、紫桜ちゃんにしか頼めないの……!」

『あ……わ、わか、り、ました』

「ありがと!やっぱり紫桜ちゃん優しいっ!私たち、一生親友だよね〜っ!」

私の手を掴んでキラキラと輝く瞳をこちらに向ける愛華さん
……ああ、なるほど、この瞳で、こんな美少女に見つめられれば誰だって好きになってしまうわけだ


羨ましい
私も、そちら側だったら

やめよう、考えても苦しいだけだ


「……良かったの?紫桜」
横から、家入さんが話しかけてくる

『あ……は、はい。いつも、迷惑ばかりかけてる、ので、せめて……』

「……あっそ、嫌ならちゃんと断りなよ。さすがにデートだからで他人に任務押し付けるのは無いわー……」

冷めた目で、愛華の方を見ている
家入さんも、そんなことを思うことあるんだ


「良かったら、私もついて行っていいかな?」

夏油さんが微笑んで聞いてくる
……なんて、答えるべきだろう

「おー?とうとうアタックすんの?」

くすくす笑う、家入さん

「硝子は黙っててくれないかな」

わ、たし、わたしは……

『……はい、迷惑、かけ、る、と、お、思い、ます、けど』

「あはは、気にしないでいいよ」

笑っている
……怖い

直接、怒りが目に見える五条さんよりも怖い

愛華さんや、夏油さん、怒ってる時も、笑ってるから

……私は、そういう人が怒ってるのか、笑っているのか分からない
不器用なままだとまた怒られてしまうから、なおしたい、けど

きっと、無理だ

5話_祓い方→←3話_あやまること



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れーと - 中級者です!さん、いいですね黒笑 くっ僕の幸せを夢主ちゃんに分けてあげたい。 (11月12日 17時) (レス) @page24 id: 18437b55a7 (このIDを非表示/違反報告)
中級者です! - れーとさん、私はダイナマイト持って行って××親をぶち56してきます黒笑 (11月8日 20時) (レス) @page22 id: 4136f150ea (このIDを非表示/違反報告)
星雀(プロフ) - 夢主ちゃん頑張れー!! (11月8日 17時) (レス) @page22 id: cb3ce32ba5 (このIDを非表示/違反報告)
れーと - 初コメ失礼します。夢主ちゃん頑張ってっ‼あと、クソ親どもは僕が跡形もなく消し去るから安心して‼ㇲ(ロケラン準備) (11月6日 20時) (レス) @page8 id: 18437b55a7 (このIDを非表示/違反報告)
Ama - めっちゃ面白いです。応援してます! (11月5日 21時) (レス) @page5 id: 7e4a5b7e94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年11月5日 19時

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