7話 ページ8
「……じゃあ、みんなで出かけようよ」
家入さんが口を開いた
「みんなで?わぁ!嬉しい!」
愛菜が真っ先に賛同する、だと思ってた
「はぁ?羽水は置いてっていいだろ」
「そうだね、紫桜ち傷つけられて(笑)疲れてるだろ?保健室にでも行ってたら?」
そして愛菜を置いていこうとする2人
「はぁ……羽水もクズ共もこれだから……」
ため息をついている家入さん
この人も苦労してそう……
「ちょっとこっち来いクズ共」
そう言って五条さんと夏油さんを引っ張っていく
No side__
「ったく、単純すぎるんだよお前らは……」
「なんだよ硝子、羽水は最初から置いてけばいいだろ」
不満そうに口を尖らせる五条とそれに頷く夏油
そう、2人の狙いはあくまでも紫桜とのデート
なので羽水愛菜は連れていきたくないのが本音だった
「誰が単純だ、私は……」
「そうだぞ、単純なのはこっち」
「あぁ!?」
五条と夏油はすぐに喧嘩を始める、それを呆れながら見る硝子
「いいか、羽水は途中で置いていけばいいんだよ。紫桜は探すだろうから……ま、紫桜には自分から羽水が帰ったって話しときゃいいだろ」
「おお……頭いいな硝子」
「ふむ……」
紫桜side__
「……はぁ、アンタさぁ、本当になんなの?気持ち悪いんですけど」
『気持ち悪い、ね』
愛菜はほかの3人がいなくなった瞬間に足を組んで私の方に向く
「そう、早く消えてくれない?悟君と傑君に愛されるのは私だけでいいの」
『……家入さんは?』
「はぁ?女なんて興味無いわよ」
『じゃあ私も?』
「当然よ、むしろあんたが1番嫌い。つか嫌われてる自覚ないの?キッショ」
『そう……そんなところも可愛いよ』
「はぁ?なんなのアンタ???」
「おーい、ごめんごめん、ちょっとトイレ行ってたわ」
家入さんと五条さんと夏油さんが3人でワイワイしながら帰ってきた
「わぁ!おかえりなさい、さとるくん!すぐるくんっ!」
『おかえりなさい……』
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ふわちょこマシュマロ - 好きです(真顔)更新楽しみにしてます! (12月31日 16時) (レス) @page10 id: 90dd1e6695 (このIDを非表示/違反報告)
ミミック(プロフ) - 五人しか人いない中で二人片想い()なんだよなぁ 更新待ってます (11月5日 17時) (レス) @page7 id: 552a25aaf1 (このIDを非表示/違反報告)
黒蜜おもち - おぉ!新しい!好き!(!多いですねごめんなさい。) (11月4日 12時) (レス) @page6 id: 5bb5d0d984 (このIDを非表示/違反報告)
わっぱみがき#虹色#上弦の弐 - 俺も愛菜ちゃん大好きなんで両思いだね(適当) (11月4日 7時) (レス) @page6 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - めっちゃ面白かったです!これからも更新頑張ってください! (11月4日 3時) (レス) @page6 id: 951a2a07c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:署 | 作成日時:2023年11月3日 16時