青と黄と赤と。～３人のStory～【短編集】 (ページ9)

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王子×庶民 N ページ9

一斉に拍手が沸き起こった

すると奥から王妃が現れ

彼女がとんでもないことを言った

王妃「みなさーん。今日お集まり頂いたのは…

和也のプリンセスを決めるためですのよ！」

一瞬にして静まり返った。

私自身も驚き過ぎて、声が出なかった

女たち「「……キャーー!!!///」」

女「和也王子のプリンセスですって！//」

女「必ず私がなるわ！」

女「ちょっと、私に決まってるでしょ！？」

王妃「しーずーかーに！」

王妃は皆を1列に並ばせた

その時、奥から王子が現れた

女「キャー// 和也王子ー///」

女「こっち向いて～///」

女たちがわーきゃー言っている

プリンセス…？

………やっぱり私には関係のない世界だ。

私は列に並ぶことなく会場を出ようとした

和「おい、そこのお前」

女「～///はいｯ♪」

私の前にいた女が返事をした

和「……お前じゃねぇよ。てかキモい」

……王子…なんだよね？？

王子に暴言をはかれた女は

女「!!!…酷い！！！」

と投げ台詞を言って去っていった

和「…お前だよ。お前」

あ「…え？私…？？」

和「…なぜ並ばないんだ…？」

並んで欲しいな…とでも言うような目を私に向けてきた

あ「…私…王子のプリンセスになる気がありません。だからです。」

女「和也王子…？ほっときましょぉ～？？」

先頭にいた女が上目遣いをしながら王子に言っていた