青と黄と赤と。～３人のStory～【短編集】 (ページ6)

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教師×生徒 O ページ6

あ「…あのね、先生」

智「…ん？」

あ「私、先生のこと嫌いじゃないよ？？

……むしろ…ね…っ」

言え。

言っちゃえ…！

あ「むしろ、私…先生のことが…」

あと少し……!！

あ「す…んぐっ！？」

智「ダメだよ。んなこと言っちゃ」

先生に口を押さえられて、

なにも言えない…。

智「…その言葉は、女の子よりも先に言わせてよ」

あ「…？」

智「俺…、Aのことが好き」

…え？なにいってるの？？

あ「…っあは、先生なにいってるの？

先生は先生なんだから」

そうだよ。

先生なんだから…。

『バカか。嘘だわ笑』って笑ってよ

智「A…。あ「私は！」」

あ「私は…イトーです…っ(ﾆｺ」

智「…んな無理して笑うなや」

だって…

智「俺はAが好きなの。Aがなんと言おうが

俺はお前が好き」

私の頬には、もう大量の涙が流れていて

先生が見えにくくなっている

智「んふ笑、泣きすぎ笑」

あ「だって…っ…」

だって、夢なんじゃないかって。

こんなにも嬉しいことなんて…

あっていいのかな…。

智「…A」

あ「…っ…はい」

智「…泣き顔ブッサイクだなぁ笑」

あ「バカっ…」

智「笑」

この幸せがずっと続きますように

教師×生徒 O

END