鈍感ボーイの本音。【JM】 (ページ7)

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あれ、珍しい

ジミンくんが寝てる

1番後ろの窓側の席
窓側、っていうのもあり、風が少し髪の毛がふわふわと揺らす

寝顔を見られないようにするためか、窓の方を向いてしまってるから、本当に寝ているか分からないけど

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これは授業ノート取り終わらないうちに授業終わっちゃうな、って考えて

ノートを見せてあげることを前提に、いつもより少し気合いが入って、綺麗な字を書くよう心がける

ちなみに、隣は微塵も動かない

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きっと寝顔とか可愛いんだろうなぁ〜

先生が早いスピードでチョークを走らせているのを見ながら、チラチラと同時に隣も見る

…こんなに可愛いのに

怖い要素なんてひとっつもないのに

ただ、人見知りの転校生ってだけなのに

イメージとかレッテルって怖いなぁ

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すると、ひと段落した先生がチョークを置いて、前を向き

何度か教室内を見てから、わたしの隣を見た

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ジミンくん、やばいよ
先生こっちみたよ、来ちゃうよ

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ジミンくんの席は窓枠に面してて

すぐ隣には立てないから、わたしとジミンくんの間、わたしのすぐ前で立ち止まった