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JK｢Aって好きな人とかいるの？｣
そう唐突に聞いてきたジョングクくんの視線は自販機のボタンだ
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｢うん、いるよ｣
そのまま素直に応えると、『えっ』て少し裏返ったような声
JK｢…へぇ〜……そ、っか。ふ〜ん｣
なんでそんなことを、しかも急に聞いてきたんだろう
ジョングクくんのせいで、頭の中にジミンくんが思い浮かんだ
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JK｢じゃ、その人のこと見てたから俺の活躍見てくれなかったんだ？｣
｢いやぁ…お恥ずかしながら、笑｣
JK｢じゃあさ、Aクラス？それともB？｣
｢え、わ！それ特定されちゃう！秘密秘密！絶対言わない！｣
なんだよそれ、って笑いながら買ったスポドリを手に取る
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ジョングクくんと並んで、教室まで向かう
JK｢どんな人？｣
｢えっ、…ん〜〜〜難しいな。可愛い、で、ギャップがあるの。最高だよね｣
JK｢可愛い系が好きなの？｣
｢いや？あ、う〜ん。黙ってる時はクールな感じなのかも。でも笑顔とかさ、可愛くて。ちょっと天然なとこもあるんだよね｣
そんな奴いたっけ、って
わたしの隣でジョングクくんが友達の名前を出しているけど
その中に彼の名前は無い
((誰だろ、気になる))
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作者名：ましろ。
| 作成日時：2022年9月1日 22時
