鈍感ボーイの本音。【JM】 (ページ16)

今日:12 hit、昨日:4 hit、合計:65,785 hit

１６ページ16

.

.

.

体育終わり、ジュースが買いたくなってヨナには先に帰っててもらうことに

体育館の裏側にある自販機へ向かう

.

.

あ〜ジミンくん、ほんとにカッコよかったし可愛かったなぁってそればっかり

わたしがもう少し勇気のある人間だったら素直に想いを伝えられるのにな

なんて思いながら、お金を入れる

.

.

"何買うの？"って声と、足音が同時に近付く

｢あ、ジョングクくん｣

お疲れ様、ってズボンのポケットから小銭入れを取り出す

うーん、何を話せばいいのやら

でもまぁとりあえず、お金を入れて、サイダーのボタンを押す

すると、わずかな時間差があって、ガコンと大きな音と共に落ちてきた

JK｢あ、今日バドミントン頑張ってたね｣

｢へ、わたし？｣

お釣りを下の方から受け取りながら答えて、ジョングクの方を見上げる

うん、って頷くジョングクくん

あれ、ジョングクくんってすごい背高かったっけ

.

.

JK｢俺もちょっと燃えちゃった｣

｢あー、なんか！凄かったっぽいね！｣

"ぽいね"って言ってる時点でもう見てないことを指してるけど

.

.

JK｢え〜？見ててくんなかったの？｣

少し拗ねたようにジト目で唇を尖らせる