ユンちゃん攻略法。【YG】 (ページ26)

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｢じゃあね、ユンちゃん。送ってくれてありがとうね、おやすみんみん｣

階段を登りきり、左右に分かれる

軽く手を挙げてスタスタと歩いていくユンちゃんの背中を目で追ってたら、ずっと見ていたくなった

これは、きっと今までもそうだったのかもしれないけれど。

｢ユンちゃんってば！｣

駆け寄って、前で通せんぼ

｢無視は良くない、手あげるだけも無視にはいるんだからね｣

YG｢…ハァ、いいだろもう。部屋入らせろ｣

｢変だもんユンちゃん｣

わたしがいうと、む、と口を真一文字に結ぶ

YG｢あーあーあーわかったから。早く入れよ｣

鍵を回して、ドアを開けると靴も揃えずさっさと入っていってしまう

｢全くもう、ツンデレちゃんなんだから｣

その後を追って、靴を脱ぎ、ドアの鍵を閉めてリビングへ

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｢ユンちゃんごはん｣

YG｢さっき食ってただろ｣

｢仕方ないなあ…わたしが作ってあげよう！｣

仕方なくねぇわ、って言うユンちゃんは笑顔。よかった、機嫌が良くなって

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チゲの具がだいぶ煮込まれたあたりで、ユンちゃんが冷蔵庫を開けながら、"なぁ"ってわたしを呼ぶ

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｢んー？まだできないよ？｣

YG｢わぁってるわ、

……つか、いつまでこんな事してんの｣

｢こんなんって？｣

YG｢俺んとこ、ずっと居座ってんじゃん｣

ペットボトルの水と、ユンちゃん用のお酒を持って、リビングへ持っていく

｢まぁね、笑

でも、ユンちゃんとこも、中々いいかも｣

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ユンちゃんから目線を作っていたチゲに移して、コンロの火を弱める

あれ、今私なんて言ったっけ