となりの居候。【JN】 (ページ40)

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ぽす、っとわたしに体を預けるオッパの熱がじわじわと伝わってきて、むず痒い

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「…そ、ういう意味だと思う、」

JN「えっ！？あぁーもう、曖昧なんだから〜…」

そういって、わたしを押すように体を預ける

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どうしよう

オッパも、同じ気持ちだって
間違いでも、思い込みでもないんだって

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JN「俺はね、Aちゃんのこと好きだけど」

そう言って、そっちはどうなの、って視線を私に向ける

これ、答えてもいいの？
もっともっと、気持ちが強くなって、夏の間寂しくて辛くならないかな

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でも、言わなきゃ始まらないよね

「…おなじ、気持ちだよ」

JN「ふふっ、言って？ちゃんと」

スっと両手でわたしの頬を包むと

ほら、って嬉しそうに急かす

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オッパは真っ直ぐだ。
だからわたしはいつも、見つめられると逸らしてしまう

あまりにもあなたが真っ直ぐだから、怖くなってしまうんだ

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「…うん、好き」

初めてかもしれない

オッパをちゃんと見て、気持ちを返したのは

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うん、って顔を赤くしたオッパが頷いたのと

ちゅ、って慣れない小さな音。