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「え、な、なに?」
オッパから距離をとると、それに合わせてまた距離を詰めるジニオッパ
JN「やぁー!なんで逃げんの!」
「逃げてないよ」
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ジニオッパの顔を見たら、くりくりの可愛い目が真っ直ぐに私を見る
真っ直ぐすぎる
圧倒されてしまうから、思わず目をそらす
JN「俺は近づいちゃダメなの?」
わざとらしく、頭を垂れて
ちらりとわたしを見上げた顔は、うっすら笑っている
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ほら、やっぱりわざとだ
「だって、なんで距離詰めてくるの」
JN「あー…えっと、気分?笑」
「気分ってなに、?」
JN「…俺の考えてること分かる?」
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あぐらをかいた足の上に頬杖をついて微笑む
「アイス足りない…?」
JN「違う」
「あ、こっちのアイス食べたかった、とか?」
JN「んーん、違う」
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"も〜、考える気ある?"
って少し笑いながら言うジニオッパ
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作者名:ほにこ | 作成日時:2022年7月21日 22時