となりの居候。【JN】 (ページ19)

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「な、なに？」

平然を装って問いかけるけど、ジニオッパにはお見通しな気がする

JN「Aちゃんも、そう変な事言う」

少し不機嫌そうに呟く

机に向かおうと、椅子を戻そうとしようにも、ジニオッパがそれを阻止

「…誰かにも言われたんだ」

JN「ジョングギ。

…ほら、やっぱ変な事吹き込んでんだから」

もー、と自分の髪の毛をわしゃわしゃさせる

変なこと？吹き込んでる？

ジニオッパはそんな人じゃないってこと？

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JN「…俺は、ただ平和主義者なだけなの

そこら辺、お互い嫌な気持ちになりたくないし」

"そこら辺"っていうのは、前にジョングクが言ってたことかな

JN「俺の口から言われてないことは、全部嘘。

って、信じられる？」

顔を覗き込んで、こてんと首を傾げる

可愛い可愛い

歳上に見えない

「…んー、どうだろ」

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ジニオッパのことを信じたい

だけど、信じてしまったら。落ちる時にはとことん落ちるし

私はそれが怖い。だからオッパに対して曖昧な返事をしてしまう

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"…そう"と

オッパは小さく呟いて、ベッドに座る

今のはちょっと失礼だったかな、どう返すのが正解なんだろう

とりあえず、机に向かう

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思った以上にさっきの距離が近くて、まだ心臓がバクバクしてる

ま、理由はそれだけじゃないだろうけど

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帰り際、わたしの頭を優しく撫でて

『また会いに来てね』って笑うジニオッパ

もっとジニオッパのことを知りたい。そう思ってる自分に初めて気がついた