8 ページ8
.
.
.
「あ、ご、ごめんなさい。あの、あの時お酒飲んでらっしゃったので、デタラメな電話番号だったらどうしようかと、思って」
言い訳を、早口で、少し小さい声で話すと
『ヌナ、聞こえない』って笑ってる
JK『ちゃんと、僕の電話番号ですよ。
そっちから、掛けてくれないと、登録できないし、掛けられないし?』
…なんだ。こんなこと言われたら普通の女の子はイチコロだろう。
「…あ、予約ならお店に直接お願いします、」
JK『ははっ、知ってますよ。でも、ちょっといきなり、勝手すぎましたよね。すみません』
何だか、心地良いなあ。ジョングクさんの声って。
.
.
.
ジョングガ〜って、電話の向こうから聞こえた。テヒョンさんの声
自由だなあ、やっぱ
JK『あ、テヒョンイヒョン来ちゃった。
…今夜、23時頃。よろしくお願いしますね』
少し低くなった声で、"よろしくお願いしますね"だって
電話をかけて、ってことなのかな
.
.
イヒヒヒ!!とテヒョンさんの大きな笑い声が聞こえて、
ジョングクさんの、うるさいですよヒョンって声も聞こえた
TH『どうだったー?ジョングガとの会話は!』
「…ん?いや、世間話?」
TH『はあ??つまんな!じゃあね、しばらくそっち行けないから』
あ、来なくて大丈夫です。って返すと、また笑った
1189人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ましろ。 | 作成日時:2022年7月1日 19時