デジャヴ ページ32
.
.
.
『おー、チェ〜ちょいと頼まれてくんねえか?』
休み時間、暇で机に突っ伏してたら、担任に呼び止められる
?これ前にもあったような?
デジャヴ???????
.
.
「どうせまた大量のプリントどっかに運ぶんですよね」
『そうそう、職員室』
前回ほんっとに大変だったのに、もう頼まれ事なんて懲り懲り
.
.
「先生は、わたしのことなんだと思ってるんですか?」
『ん?暇なじぇーけぇー』
アゲ!って流行りに乗り切れてないピースをしてくる先生
てか暇って
カッチーンですけど、わたしだって暇じゃないのに
まあ、1人で暇してることは多いですけども!!
でもだからって、こう毎回雑用係やらされるのは納得いかないなあ
しかも1人で
.
.
『あ、そう。一人が嫌なの?』
「はい、まあ」
『おーじゃ、わかった』
担任が納得したのを見て、勝った!帰ろ!と、社会科室から出ようとすると
待て待て待て、と阻止され"1人じゃないならいいんだよな?"って問いかければ
わたしの後ろを覗き込むようにして、発する
.
.
『やぁー、キム・テヒョン、頼まれてくれないか』
毎々、担任はタイミングと、配慮と、空気を読む、という言葉は知らないようだ
1148人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほにこ | 作成日時:2022年8月12日 19時