俺の事嫌いなくせに。【TH】 (ページ31)

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嫌な予感ページ31

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私の席は、1番ドアに近い端っこで、ミリはわたしのペンケースを私の机に寄りかかりながら弄ってた

すると、横からガラッて音が鳴って

嫌な予感はしていたけど

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TH「へぇ、そんな嫌われてたんだ、俺」

リュックを背負ったまま、呆然と立ち尽くしているテヒョンくん

聞かれちゃったのかな、でもまあ

テヒョンくんだってわかってるだろうし

昨日の今日、だし

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なんで今日はそんなに凹んだような

口は笑ってるけど、目は笑ってない。なんなら泣きそうな感じ

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MR「あんたサイテーだね信じらんない」

「悲しい」

MR「いやいや、テヒョンくんの方が悲しいから」

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昨日の今日で全く学んでない自分に怒りが沸く

もう、流石にこれはやらかしたのでは、って思う

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NJ「テヒョンイがどうかしたの？」

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「な！ナムジュン…！！！！」

体調不良で、学校を休んでいたナムジュンが、キョトン顔をかましながら復帰。

NJ「今さっき廊下でテヒョンイとすれ違ったんだけどさ、早足でスルーしたんだよね。俺の事見かけたら絶対イヤホンとかヘッドホン外すのに、付けたまんまだったし。絶対なんかあったでしょ」

MR「あのね、Aがテヒョンくんのこと虐めたの」

NJ「えっ！」

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ミリとナムジュンの小学生みたいな巫山戯合いはもう見慣れた

状況をミリから詳しく聞いたナムジュンが、私に向かって一言吐き捨てる

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NJ「最低だね！」

いつもニコニコしているナムジュンがそう言うってことは

本当に最低なことをしちゃったんだ、って思った