意外にも ページ4
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MR「へぇそんなことあったの、大変だったね」
「まじでもう、重たいししんどいしで大変だったんだよ」
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下校時間になり、昼休みにあった事を友人のミリに話せば、ミリは満足そうに"忙しかったからなー私"って笑う
嘘だね、ただトイレでメイクしてただけじゃん
やらされたのは私だけなのか、と思う
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MR「まあ1人でやらせるのも中々慈悲というものがないよねウチの担任は」
「ひどいよね〜ほんっと」
MR「誰も手伝ってくれなかったの?」
「わたしぼっちだったよ」
1人で結構な量のプリントを抱えて階段登ってさ、
周りの人の視線感じるけど、みんな見て見ぬふりだったし
悲しいなあ、って思いながらやってましたよ
「おまけに最後の方、プリントぶちまけちゃったし」
MR「え、まじで?」
「マジマジ。そんときにねテヒョンくんが…」
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「そう、テヒョンくんがねプリントを拾ってくれたんだ」
1枚だけだったけど、落ちてるよ、って渡してくれた
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MR「え、あのキム・テヒョンが?」
ミリが指差す先には、
リュックを背負って髪の毛を犬のように振るテヒョンくん
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作者名:ほにこ | 作成日時:2022年8月12日 19時