本音 ページ27
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「な、にを急に…」
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あはは…って苦笑いをして、話を逸らそうとしようとするけど
テヒョンくんは、ジッと逃がすまいとわたしを頬杖をつきながら見つめる
そんな、穴が空くほど見られたら
変な汗が垂れる
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TH「俺、何かした？」
TH「…もし、したなら謝りたいんだけど」
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ああ、もうほらこういうとこ
こういう所が苦手なんだよね
しつこい、と言うか執念振り回してます感、というか
何を考えてるのか分からないのも怖いし
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そんな関係ないこと、今話してる場合じゃないのに
もうテヒョンくんは教えてくれる気配がないので、一人で頑張って解こうとする
だけど、ほぼ出来てないわたしを見兼ねてか、「違う違う」って言いながら勉強を見てくれる
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本当に何を考えてるのかまっったく分からない
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「…嫌われてるって思うなら、絡んでこなきゃいいのに」
気づいたらそう口走っていた
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作者名：ほにこ
| 作成日時：2022年8月12日 19時
