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「はぁ…」
少女は大きなため息をついた。
周りには自分を取り囲む柄の悪い男達。
嫌な笑を浮かべながら近づいてくる。
さっきから遊ぼう？やら暇？やら五月蝿い輩だと思い無視していたのが間違いだったのかは少女にはさっぱりだった。
ただため息をつくことしかできなかった。
いや、ため息をつく以外になにがあるのかすら分かっていなかった。
まぁ相手はごちゃごちゃと五月蝿いのだが。
しばらくたって流石に苛立ったのか1人が手を伸ばしてきた。
それを咄嗟に交わし腹に蹴りを入れた。
どうやらソイツがリーダー格だったらしく、数名が襲い掛かってきただけで他の人は逃げた。
その数名も軽々と片付けすぐに歩いていった。
こうゆうことは結構あった。
少女は歩きながら思い返っていた。
フォンフォンフォン
サイレンが聞こえる。
警察だろう。
近くで事件でもあったのか…
少々他人行儀だろうが仕方ない。
前にこの目を使って警察に情報提供したも宛にされなかった。
「宛にする方が可笑しいか…」
独りで呟くように言った。
その時だった。
さっきの行動が原因に眼帯の紐が切れてしまったのだ。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
誰かがこっちに近づいてくる。
誰？
怖い。
やめて！
来ないで！
いやぁぁぁぁ！！！！
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
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もろっと(プロフ) - 初コメ失礼します!このお話引き込まれますね!!虐待から特殊能力が発現するという設定好きです!続き楽しみに待ってます!!頑張ってください! (2022年10月26日 0時) (
レス) @page7 id: 7b0d8ace4c (このIDを非表示/違反報告)
雷火 - 施設で虐待なんて設定変えてください。先生も友だちも優しい。家にいた時より楽しいから… (2017年4月26日 23時) (レス) id: 15e7e53f7f (このIDを非表示/違反報告)
化け猫 - このお話面白いですね！続き楽しみにしてます！ (2016年9月17日 0時) (レス) id: dc33293349 (このIDを非表示/違反報告)
初音(プロフ) - とても面白いと思います！更新頑張ってください！！！ (2016年7月10日 23時) (レス) id: ab9eee250d (このIDを非表示/違反報告)
ピノ苺大福 - うぅ…ありがとうございまする！正直安直で書いてネタないんですけど頑張ります！何かあったらください！(ネタ) (2016年4月24日 22時) (レス) id: 128f29429c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピノ苺大福 | 作成日時：2016年4月16日 19時
