特権愛犬僕、番犬 。-JM-

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「…ベタすぎるっ…展開がベタすぎる…っ！」






「わ、ラッキー！お邪魔しまーす！」






「ラッキー！？！！お腹すいてるだけでしょうが！！」






「え、そんなことないですよ」






「あなたさっきからお腹ぐーぐーいってますけど！！」






「もーうるさいっ！お手っ！」






「わんっ！って僕の家！！！」






「わあー！綺麗ー！」







「え？ありがとうございます照れます」







「お世辞でーす！」







「それ思ってても言っちゃダメだから！！！」







「ジミンたん、お腹すきました」






「ここで謎のキャラぶち込むんですね…待ってください、作りますから。

ラーメンくらいしかないですけど」









そういって荷物を置いてキッチンへ行くジミンくん。




冷蔵庫からねぎを取り出して包丁で慣れた手つきで切っていく。






けど、何故だろう。







めっっっちゃ心配。




ああ指切れるっ！…って思ったけど指短いから大丈夫か。









これが母性本能という奴か。








「…ガン見しないでくれます？」






「ジミンくんかっこよくて、つい」






「くん付け…かっこいい…




一生ついていきます」







「お世辞ですけどね」






「いい加減にしてください」

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