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「…チョンジョングクって好きな人いる?」
「…いねえよ」
かつて君とした会話。
何気ない、何ともないただの会話かもしれない。
けどそんなただの会話で
俺は、君に1つ嘘をついた。
「…いるよ、本当は
…お前が好きだ」
あの時これが言えたら
どれだけ俺の肩の荷が降りただろうか。
今更言えねえよ、んなこと。
「…お前、いんの?」
「…いるよ」
「…誰?」
「言うか馬鹿」
この時はちょっとだけ、
ほんの1%くらい
俺だったらいいな、なんて
思っちゃったりしてたよ。
「はあ〜…」
「…さっきからため息ばっか」
「いいよね、ジョングクは
ジミンオッパとそんな普通に喋れて」
「いや、そうでしょ」
「喧嘩してもすぐ仲直りするもんね…」
「(…何で喧嘩?)あーはいはい」
「なんかいつになく冷たくない?
あーお腹すいた」
ジミンオッパジミンオッパ言ってんのはすんげえムカつくし
何で俺に言ってくんだよってめっちゃくちゃ思うけど
…その切り替えの早さ、嫌いじゃない。
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ゆーか - この小説好きです!更新待ってます!!! (2017年10月20日 22時) (レス) id: 98d45fa9d2 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - やったーーーーーー!!!!完結じゃなかった!これからも更新楽しみに待ってます( *^艸^) (2017年9月25日 20時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あん | 作成日時:2017年9月25日 19時