10.解任 ページ10
天さんはグル様からソーラお嬢様に回す書類を持ってきたようなのですが、溜息をつくソーラお嬢様を心配して下さったのか
あ「ソーラお嬢様ー、兵士たちが変なこと言っていたんですけど…」
天さんと話していると、ソーラお嬢様が屋敷から連れてきたメイドの1人、あゆりさんがひょっこりと顔を出したのですが、嫌な予感しかしません…
sr「次は何ですの？」
あ「なんか、ソーラお嬢様が嫉妬でキョーカ様を部屋から出さないんじゃないですかって…」
sr「はぁ…」
天「ちょっと、その兵どこのどいつですか。締めてきます」
「落ち着いてくださいませ、天さん」
天「大丈夫です。落ち着いております」
ニッコリと笑う天さんですが、目の奥は笑っていなかったので、相当お怒りのようです。
sr「落ち着ていなくてよ。A、少し良くて？」
「えぇ、どうぞ」
sr「どーして、私が聖女様(笑)に嫉妬しなくてはいけないのかしら！何も持たない平々凡々の庶民に！！確かに顔は可愛らしいとは思うわ！でも、何も持たないただの女性じゃない！嫉妬しなきゃいけない部分が見つからなくてよ！」
コンコン
sr「どうぞっ！！」
ci「なんや、凄いセリフ聞こえてきたんやけど…」
「あぁ、気になさらないで下さいませ、チーノ」
肩で息をするソーラお嬢様に若干引き気味のチーノが、ひょっこりと顔を出されました。手には何やら紙の束がありますね。
ci「えらい、お怒りのようやね、ソーラ様」
「えぇ、まぁ…」
ci「そんな中悲報なんやけど、キョーカさんは本物の聖女様なんが決まったわ」
あ「そうなのですか？」
ci「教皇さんがキョーカさんを見て言っとったで。あと、ロボロさんが経歴を洗ったんやけど、全く出てこんのや」
天「それで、グルッペン様が？」
ci「せや。今、幹部達にも伝えてるはずや。あとら天さんの事探しとったで」
天「わかりました。では、ソーラ様、私はこれで…」
天さんは綺麗に一礼すると、ソーラお嬢様の執務室を後にしました。
「めんどくさい事にならなきゃいいのですが…」
ci「グルッペンさんは、戦争が増えるかもってワクワクしとったけどな…」
sr「無駄に血を流すくらいなら、あの聖女様(笑)を押し付ければいいのだわ」
ci「(笑)ってwwwまぁ、そうしたいのも山々やけど、そうもいかんやろ…」
「それで？」
ci「あぁ、監視付きの半軟禁は解除。自由に歩き回る許可が出る事になるわ。街の方も幹部かソーラ様と一緒やったら出てええ事になる」
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白夜（ハクグン）(プロフ) - 男主くんイケメンすぎるwwwwwヒロインちゃんがもはや可哀想に思えてくる自分は甘いのだろうか…お体に気をつけて、無理なしに更新頑張ってください、応援させていただきます。 (2020年11月24日 10時) (
レス) id: d2ad143a92 (このIDを非表示/違反報告)
のちののち - ソーラお嬢様は、絶対守りたいソーラお嬢様推しになりそうwww (2020年4月4日 11時) (レス) id: 553c18e5bc (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 続編、、、！楽しみです。続編でまたイメ画募集したりしたら書いてみたいな、、、なんて。無理をしないように更新頑張って下さいね、応援してます。 (2020年1月23日 21時) (レス) id: 634ca2a9ef (このIDを非表示/違反報告)
ルーナ(プロフ) - すごく面白いので、続き楽しみにしてます これからも頑張ってください (2020年1月21日 16時) (レス) id: 9cd5b0d62d (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - 続き、楽しみにしてます《*≧∀≦》 頑張って下さい！ とっても面白いです (2020年1月20日 6時) (レス) id: c9f89495fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛鳥 | 作成日時：2019年9月1日 0時
