2.模擬戦日和 ページ12
「我儘な子供ですか…俺はアードル家に、ソーラお嬢様に一生を誓った執事です。例え、大金を積まれようとそれを違えるつもりは御座いません」
gr「むぅ…」
「(それに行く行くは城に住むことになるのですが、それは黙っておきましょうか)」
sr「Aはアードル家の大切な執事です!例え、グルッペン様のご要望でも本人が了承しない限り駄目ですわ!」
tn「せやぞ、グルさん。それにまだ、幹部の決定権はあらへんやろ!」
gr「だって…」
zm「アッハハハハハ!おもろいな、アンタ」
「ゾム」
zm「うぐっ…」
我儘を言い始めるグルッペンにそれを諌めるソーラとトントン。その光景が面白かったのか爆笑するゾムに話し方を注意するA。その場はカオスだった。
tn「っと、グルさん。そろそろ帰るで」
sr「お見送りを…」
gr「此処で大丈夫だ。また来るゾ」
sr「お待ちしております」
gr「一応、考えておいてくれ、A」
「何度尋ねられても答えはNoです」
gr「つれへんな…まぁいい。邪魔したな」
後ろ手に手を振り訓練場をあとにするグルッペンと、ソーラに一礼してグルッペンを追うトントン。その後ろ姿に頭を下げるソーラ達。姿が見えない所まで行くとAは頭を上げ、ソーラに向き直った。
「ソーラお嬢様、ものは相談なのですが、ゾムを執事から降ろして貰えないでしょうか」
sr「えっ」
sp「A先輩?!」
zm「!!どうゆうことや、A。Aに負けてばかりだからクビにしろって言いたいんか」
「違います。旦那様や騎士団長との間にゾムを執事から兵に転向の話しが出ております。今まで相手してきましたが、ただの塀より隠密部隊のが合ってると、思いましてそちらにするべきかと…」
sr「…なるほど…確かにゾムは執事よりも戦場とかのが合いそうね…」
sp「そう言うことっすか」
zm「元々ショッピ君がおった所やんな」
sp「そうっすね。結構、面白い所っすよ。俺は合わんかったんで結局、近距離中距離の所に移動しましたけど」
「ゾムなら一流になれますよ」
zm「…うん、ソーラお嬢がええって言うんやったらそっちに行ってみたい」
sr「私はゾムノ意見を尊重致しますわ。お義父さま達に進言しておきます」
zm「おん、頼む…頼みます」
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クロハ(プロフ) - 悪徳ではなく悪役なのでは… (2019年12月6日 3時) (レス) id: c9e8aa9aaa (このIDを非表示/違反報告)
まな - 3 おやすみなさいませ のところで夢主がtntn さんに目の下の隈が酷いと言っていますが、tntnさんが被り物をしているなら目の下の隈は見えないのでは… ?細かくてすいません、少し気になったもので…。私的には設定とか面白くて好きな小説です。応援してます! (2019年10月22日 21時) (レス) id: 11e19d29ae (このIDを非表示/違反報告)
名無し - まさか執事側とは…(自分は執事が攻め派) あと塾水となっていますが熟睡では…? (2019年9月9日 1時) (レス) id: f1451596cc (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - やっぱ、神作者様って凄いっすね……尊敬します!! (2019年9月1日 0時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
自宅警備員 - リクエストありがとうございます。めっちゃ嬉しいですー。全然大丈夫です。面白かったです。 (2019年8月30日 13時) (レス) id: 124b1853e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飛鳥 | 作成日時:2019年8月2日 0時