【d!】悪徳令嬢の執事となりまして

8.聖女到来…？ ページ42

皆様の会話を聴きながら、考え事をしていたのですが、まさか、見られているとは…チーノの一言により、皆様がこちらを一斉に見るので少しびっくりしてしまいました。

zm「まさか…惚れんか！」
「違いますよ。ただ、聖女が現れたのなら、手拍子で喜ぶものじゃないのかなと、思いまして…」

ゾムの一言にしんっとなったと思ったら、俺の一言により皆様笑い出すじゃありませんか。なんだと言うんだ…！普通、そう思うじゃないですか！ゲーム上ではそうでしたし…！！

os「本物か分からないのに早々に聖女が現れたなんて、喜ばないめう」
ht「そうだよ。偽物で観光客の場合もあるんだし」
ut「確かに可愛い顔はしとったけどなぁ」
rb「え、大先生、あんなんが好みなんか」
ut「ちゃうわ！普通一般的に見てって話や」
sp「ﾁｯ」
tn「そうやで、A。俺達はこの我々国を背負っとる。外から来た者をそう易々と迎え入れる訳にはいかないやろ」
sr「変なところで抜けてますわね、A」
zm「それが可愛いんやん」
em「確かに彼女は文献通りの見た目ではありましたがね」
ci「Aさんも可愛い所あるんやね」
ni「ほんまもんの聖女やったら、色々とめんどそうやけどな」
sh「どうゆう意味や、兄さん」
ni「争いが増えるやろ」
kn「ええやんけ。最近暴れたりんかったしなぁ」
gr「そうゆうわけだ、A。普通だったら泣いて喜ぶかもしれんが、此処は我々国だ。聖女がいようがいまいが関係ないんだゾ」

原作補正がない…ですと…？！今まで悩んでた意味…でも、これが本当の彼らなのでしょうね。

「これは、失礼致しました」

申し訳ありません、キョーカ様。これより、ゲームは関係ない物語が始まるようです。ソーラお嬢様が悪徳令嬢ではなくなった時点でお分かりかと思いますが、彼らを攻略出来るかは彼女次第、と、言うことです。
まぁ、きっと、補正の力が働くんだとは思いますが、ね。




作者から
たくさんのコメントありがとうございます。有難く読ませて頂いています。返信するつもりだったのですが、見にくくなるのも申し訳無いので返信はしないことにしました！ですが、有難く読ませて頂いています。そして、リクエストたくさんありがとうございます。徐々に消化して行きますので、暫しお待ちくださいませ。
いやぁ…ついに来ましたね、キョーカ。これからどう動いていくのか、原作補正力がどう働くのか楽しみです((

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