3.お休みなさいませ ページ14
当主「本人達が嫌だって言うんだよぉぉぉお！」
「は、はぁ…」
sr「まぁ…」
当主「何とか説得してくれないか！」
「いいですけど…本当に身内に甘いですね、旦那様」
当主「うぐ…」
戦場では不敗の騎士なんて言われてる旦那様ですが、身内にとことん甘いんですよね…流石に良し悪しは分かってるので放置してますが…さて、どうしましょうかね…
sr「とりあえず、ゾムのところから行きますわよ」
「御意」
ソーラお嬢様とゾムの部屋に来てみましたが本人は居らず、無駄足となってしまいました。
「部屋にはいないと…後考えられるのはダクトの中か…そこですね！」
胸ポケットに入れていたペンをダーツの要領で背後に突如洗われた気配にはむかって投げるとそれは探していたゾムでした。
zm「あっぶな…」
「気配を殺して来るなと何度言えば…」
zm「それじゃつまらんやろ？」
sr「どこから…」
zm「ダクトやで」
「全く…で、旦那様から聞いたのですが、幹部入りを断ったそうですね」
zm「旦那様、A使うとか狡いわぁ…確かに断ったで」
「折角の昇級のチャンスなのに何故？」
zm「やって…幹部になったらあっちに住むことになるやん…Aとおれんのも遊べんのは嫌や」
sr「まぁ…ゾム、いいの？私の許嫁は？」
zm「グルッペンやんな」
sr「あと数年もすれば私は向こうに移り住むことになります。私の直属でもあるAも行くことになります。つまり？」
zm「結局、離れ離れ…」
「なんか、俺をだしにしてません？」
sr「Aは黙ってなさい。少しの間我慢するかどうかの問題ではなくて？でも、ゾムは幹部になりたくないんですものね…本人が嫌がっているのに無理矢理は可哀想だわ…A、ショッピの所に行きましょう」
「え、いいんですか。説得しろと旦那様に…」
sr「ふふっ、いいのよ。コレで」
「はぁ…」
ソーラお嬢様の言葉に黙り込んでしまったゾムを放置して、次の目的であるショッピ君の所に来たのですが、似たよう事を言ってまたも放置。何が何だか…
sr「(ゾムもショッピもアードル家に忠誠を誓うってより、Aと一緒にいたいから仕えてるようなものだものね)」
数日後、何故か旦那様には感謝され、ゾムとショッピはグルッペン様の元に向かいました。たまには手紙が来たり、グルッペン様やトントン様達と遊びに来たりしますが、そろそろ、ソーラお嬢様もグルッペン様の元にいく準備が始まりそうです。
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クロハ(プロフ) - 悪徳ではなく悪役なのでは… (2019年12月6日 3時) (
レス) id: c9e8aa9aaa (このIDを非表示/違反報告)
まな - 3 おやすみなさいませ のところで夢主がtntn さんに目の下の隈が酷いと言っていますが、tntnさんが被り物をしているなら目の下の隈は見えないのでは… ？細かくてすいません、少し気になったもので…。私的には設定とか面白くて好きな小説です。応援してます！ (2019年10月22日 21時) (レス) id: 11e19d29ae (このIDを非表示/違反報告)
名無し - まさか執事側とは…(自分は執事が攻め派) あと塾水となっていますが熟睡では…？ (2019年9月9日 1時) (レス) id: f1451596cc (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - やっぱ、神作者様って凄いっすね……尊敬します!! (2019年9月1日 0時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
自宅警備員 - リクエストありがとうございます。めっちゃ嬉しいですー。全然大丈夫です。面白かったです。 (2019年8月30日 13時) (レス) id: 124b1853e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛鳥 | 作成日時：2019年8月2日 0時
