【w.rw.rd】式神の主役【妖怪パロ】

1.1出会い(kn,sp) ページ48

猫魈の能力で炎の中彼らは無事逃げ切る事が出来たのだが、力を使い果たした猫魈は猫の姿にもどってしまい、犬神はそんな猫魈を抱え、新しい住処を探していた。

芦「おや、犬神と猫魈がここに居るとは珍しい」
kn「なんやお前。普通の人間とちゃうな」
芦「ほぅ…わかるとは…いい駒になりそうだ」
kn「おまえに使われるほど落ちぶれとらん！」
芦「妖怪如きが…！！」
kn「！！あかん、逃げるんや！」
sp「先輩！」

怒りに任せ攻撃をしてきた芦屋から守る様に自身を犠牲にする犬神がその攻撃をモロに受けた。

sp「先輩…！」
芦「おや？まさか、犬神が猫魈を庇うとは！妖怪同士の友情とは…滑稽ですね！犬神の雑魚如きが私に楯突くからですよ！」
sp「き、さまぁぁぁああ！」

犬神が攻撃された事により、怒った猫魈は猫の姿から人型に戻り、嘲笑う芦屋に攻撃を使用と駆け出した。

kn「あ、かん、駄目や、ショッピ君…」
芦「ショッピ、それが猫魈の名前ですか」
kn「しもた…」
芦「“動くな、ショッピ”」
sp「ぐっ…」

真名を握られた猫魈は芦屋に攻撃したくともできない状態になり、芦屋に攻撃するために作った巨大など火の玉は手元で行き場を無くしたが、

芦「“そのまま犬神を攻撃しろ、ショッピ”」
sp「なっ…！ふざけっ…」
芦「我ら呪術師に真名を握られた妖怪はそれに従うしかないんだよ！早く攻撃するんだ、ショッピ！」
sp「嫌や…！」

犬神を攻撃をするように真名を使い命令されるがソレに抗おうとする猫魈の体に従わない代償なのか、無数の切り傷が出来始めた。

kn「ショッピ君…ええから、ええから従うんや…！」
sp「嫌や…ぜったいに…！」
芦「アハハハハハ！！本当に滑稽ですね！！」


「か弱い子を使って弱い者虐めしてるのだぁれ」
ut「え！そんな悪い奴居るん？」
gr「そんな悪い奴にはお仕置が必要だな」
tn「茶番やめぇや」
gr「つまらんゾ、トン氏」
em「茶番しとらんと助けなくてええんです？」
「大丈夫だよ、ほら」

Aの指す方には解呪の札を猫魈に貼り付けつつも、犬神を担いだゾムの姿があった。猫魈の手元には火の玉があったが、トントンが妖力の上書きによって散布させていた。

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