1.1出会い(rbr) ページ20
ところ変り、しんぺい神に助けられた煙々羅が目を覚まし、起き上がろうとすると喉元に小刀が押し付けられた。押し付けてる犯人の方に視線だけ動かすと目元まで隠すように布を被る男と目は閉じられているのに笑っておらず、此方を威圧する男の2人が座っていた。
sh「…なんや」
zm「ひとつ、聞きたいんやけど、１回起きた時の事は覚えとるか？」
sh「……」
zm「俺の主を傷つけたことは？」
sh「あんな弱々し…っ！！」
Aを貶すような事を言おうと口を開くと周りの空気が一気に変わった。
os「口には気おつけぇや。此処に居るんは、お前が傷つけた子に好意や忠誠誓っとる奴らばっかや」
zm「それ以上言ったら殺すで…」
ht「ちょっと、怪我人相手に何やってんの。凄い殺気だったけど」
「あ、起きたんや。良かったぁ…って、何やっとるん、牛鬼！」
一気に跳ね上がった殺気に気付いたひとらんとシャオロンが気になってひとらんに着いてきたAが顔を出すと、目の前に広がるのは威圧するオスマンと煙々羅の首に小刀を当ててるゾムの姿。Aは慌ててゾムに駆け寄り、煙々羅から引き離そうと腕を引っ張った。
os「だってぇ〜…」
「折角治ったのにダメだよ、牛鬼！」
zm「おー…やっと、真名以外で呼べる様になったんやなぁ」
「それより、早くその子から離れてぇや！お話しも出来ひんやん！」
os「お話し…」
ht「約束したんだって。誰かを助ける」
sh「あ…」
『なら、まずは傷を治して元気な状態で助けに行こう？』
sh『ん…』
『なんなら、僕らも手伝うからさ』
sh『なんなん…お前…馬鹿…やろ…？』
『そんな事ないと思うけどなぁ…』
sh『約束…やから…な…』
『おん』
煙々羅が思い出すのは一度、起きた時にAと会話した内容。
sh「…ほんま、お前らの主？さん安請け合いし過ぎやろ…普通、傷つけた相手と約束なんかするかよ…」
zm「やっぱり、お前があの傷付けたんか」
「傷はもう大丈夫だってば！治ったやん」
os「そうゆう事ちゃうんよ、主。自分の契約者が他人に傷つけられるって嫌なんよ」
「そうゆうもんなん？」
ht「俺に聞かないで…」
ニッコリと笑うオスマンに若干引き気味なひとらん。ゾムはゾムで煙々羅に攻撃しようとすもAに邪魔されている。
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氷水(プロフ) - コメント失礼します。世界観がとっても好きです！体調に気をつけつつ更新頑張ってください！ (2019年8月17日 1時) (
レス) id: 4858e75997 (このIDを非表示/違反報告)
樂-らく-(プロフ) - 妖怪パロ大好きやから嬉しいです！これからも更新頑張って下さい！ (2019年7月31日 21時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - Kukuroさん» コメントありがとうございます！妖怪パロら前々からやりたくて…お気に入りもありがとうございますぅぅう！（土下座）亀更新ですが、最後までよろしくお願いします。 (2019年7月21日 1時) (レス) id: 4a55d8e40d (このIDを非表示/違反報告)
Kukuro(プロフ) - はじめまして！初コメ書かせていただきます！ 妖怪パロないかなぁ〜と探していましたら飛鳥さんの小説が目に入って見てみたらすっごいよくて即座にお気に入りにさせてもらいました！次の話しが楽しみです！頑張ってください！！ (2019年7月16日 1時) (レス) id: bd15d20424 (このIDを非表示/違反報告)
飛鳥(プロフ) - 罪ノ姫さん» はじめまして！コメント＆お気に入りありがとうございます。私もこんなの読みたいなァ感覚で作っているので、着地点不確定のままなので完結まで行けるかが心配で…最後までお付き合い頂けると幸いです。 (2019年7月12日 23時) (レス) id: 4a55d8e40d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛鳥 | 作成日時：2019年7月9日 20時
