■"EP.02 ページ3
･
「珍しいね
Aがお風呂も入らず寝ちゃうなんて」
『……』
先程から数十分
私は風呂に入り、制服に着替えた
その間、硝子は私の部屋でボーっとしていたみたい
ケラケラ笑いながら歩いてる隣の人物
家入硝子
反転術式を他人に使用することができる珍しい人物
私が死ぬ前は、結構仲が良かった覚えがある。
ただ、あの女が来てからはどこかよそよそしさもあって話すことも少なくなった。
そして、私が決定的に嫌われることとなったあの日から
硝子は私に見向きもしなくなった。
ズキンと頭が痛む
あぁ、最悪
「てか、今日なんか転校生くるみたいだよ
何だったかな…
月野n…」
『ねぇ、』
あの女の名前が硝子の口から出る前に私は言葉を発する。
あの女の名前を聞くだけで、今でも吐きそうになってくる。
『今って何年？』
「何年って…2006年だけど…
なに？？
やっぱり今日のA、なんかおかしいよ？」
2006年
やっぱり時が戻ってる。
私が死んだのは2007年の6月
雨が降ってた日だった
今は2006年の4月
丁度いい
私が死ぬまで1年もある。
羽月A
17歳
高専2年
大丈夫
何一つ忘れてない
『はは…あはは…！』
「え、ちょ、なに、急に」
ねぇ、硝子
初めから“友達”なんてならなきゃ良かったのにね
そしたらこんな辛い思いもしなくて済んだのに
毎朝、部屋に来てくれるまで優しくて仲良かったのにね。
放課後も六本木でアイス片手に笑い合えるほど、信頼してたんだけどね。
まぁ、最初からあなたは私になんて興味の欠片もなかったんでしょうけど。
一体、何があなたを変えてしまったのかしら。
ううん。
違う
変わったのは私
もう同じ間違いはしない
『なんでもないよ、
そのまま私は後ろの人物に目も向けず寮を出た
また、何も出来ずに殺られて人生終了なんてさせるもんか
今度こそあの5人とは関わらない
縁を切る勢いで接するの
もうあんな思いはしたくない
･
「家…入…？
あれ…今まで苗字呼びだったっけ…」
･
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青空 冬(プロフ) - 面白いです！更新楽しみ♬ (1月9日 16時) (
レス) id: dfbd65d4da (このIDを非表示/違反報告)
夏斗 - こういうタイプのお話大好きです！ パクリだと言われても気にしないでください！ オリジナルのストーリーなら、自信をもって書いていいんですよ！ この作品の続きを待っている人の方が多いんです。アンチコメなんか相手にしないで、頑張ってください。応援してます！ (12月20日 22時) (レス) id: 5eabb9b87e (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - 私も…このお話大好きなので続けてほしいです…今、１周目の世界での事を詳しく書いてる途中なんですよね…夢主ちゃんが目を覚ましたら…五条くん…フラれそうだけど…完結まで更新してほしいです！まだナナミンと雄くんも出てきてないし…。 (11月11日 17時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
花鳥(プロフ) - この作品大好きです！凄く面白いですしドキドキします！パクりなんてありもしないことを言ってるアンチに負けずに頑張ってください！！ (11月11日 2時) (レス) id: 3d3eaa62a8 (このIDを非表示/違反報告)
ききらら(プロフ) - さささん» また、いきなりこちらは完全オリジナルですかなんて言葉、失礼にもほどがあります。パクりといっていますが占ツクには似ている作品なんて沢山あります。それを全て誰かのパクリというのですか？今後の展開も違いますよね？これは名誉毀損と言われてもいいレベルですよ (11月11日 1時) (レス) id: 89c78cda92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2023年9月5日 13時
