■"EP.56 ページ10
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マジでちょっと待って
これはもしかしなくてもヤバいやつ？
え、目の前にホテル見えてるのに
もうミッションクリア寸前なのに
今日に限って、銃も閃光弾も持ってない
だって、戦うなんて聞いてないし！
辛うじて、ナイフは太ももに忍び寄せてるけどこんな所で使うなんて聞いてもない
もうこの際ここで殺るか
だが、待てよ
裏路地と言っても、人通りはあるにある
下手に声を出されてカタギに見られればマズイ
そうこうしてるうちに、突然ビリッという一番聞きたくない音が聞こえハッとする
『は…？』
理解ができない状況に私は何とも間抜けな声をあげてしまった
目の前にナイフ片手に笑ってる男
淡いピンク色の下着が私の目に映る
私の足元には、先程まで自身が纏っていたものが布切れと化していた
まさかと思うが、こいつ破い…た？
おい、これ高かったんだぞ！！
なんて小言を言ってる余裕はない
服を破かれたらもうする事は決まってる
この格好じゃ、ホテルに向かう事もできない
それにこんな所で襲われたってなると、私のメンツにも関わる
こんなところで襲われてたまるか！
「Aちゃん、可愛い下着つけてるね」
きっっっっっっも！！
ゾワゾワと身の毛がよだつ
『っ…』
こうなったら、覚悟を決めるしかない
気絶させて殺そう
華太に何か言われようがもうどうにでもなれ
まずは身の安全だ
こんな所でクソ男に抱かれてたまるか！
そう思って、太ももにあったナイフを抜く
そして、そのまま相手の首元を切りつけた
「あ゛？…いってぇな…」
『あ…れ…？』
ん？
何で崩れ落ちないの？？
何時もなら切りつけた瞬間、相手は崩れ落ちるんだけど
それに今回の毒は、氷室に頼み込んで強力にしてもらったから崩れ落ちないにしても何かしらダメージはあるはずよ？
そう思いながらも相手を見つめるが、意味が分からないほどピンピンしてる
『ん？ｯ!あーー！』
ふと、数時間前の会話を思い出す
そうだよ
毒入りナイフ、華太に預けたんだった!!
え、って事はなに？
私、このピンピンした状態の奴を倒さないといけないの？
え、普通に無理ゲーでワロタ
だって、私いつも弱らせてから殺してる訳だから戦い方分かんないし
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デンプン。(プロフ) - ゆずさん» ゆず様、初めまして こんばんは！ 素敵なコメントありがとうございます！まさか同じ書き手様からコメント頂けるとは感無量です…！他にも東リべや呪術廻戦も書いているので良ければそちらも覗いて頂けたら幸いです。嬉しいコメントありがとうございます！頑張りますね (8月9日 0時) (
レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - デンプン。様初めまして！私も書き手として作者様の受けた被害が他人事のようには思えなくて堪らずコメントしてしまいました。応援しています！ (8月8日 21時) (レス) @page2 id: 69150dbb82 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - あやちゃんさん» 初めまして。いつもご愛読ありがとうございます。全体公開に戻しましたので、お時間がある時にお読み頂けたら幸いです。 (8月7日 4時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - シャチ大好きさん» 素敵なコメントありがとうございます。全体公開に戻しましたので、またお読み頂けたら嬉しいです。これからも頑張りますね。ありがとうございます (8月7日 4時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
あやちゃん(プロフ) - 初めまして！前話を読みたいのですが、パスワードを教えてください！！ (6月4日 16時) (レス) id: f0aad1be1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2023年2月2日 18時
