■"EP.04 ページ6
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その日は、生憎の曇りだった
朝から雨が降りそうな天気だったが、降ることはなく放課後まで時間が過ぎていった
こうなったら、降る前に帰りたいところだ
「ツッキー、傘持ってきた？」
「折りたたみなら持ってきた」
「流石ツッキー！」
隣で繰り広げられてるそんな会話を聞きながら、私はため息をついた
雨は嫌いだ
＿＿＿
＿＿
＿
『失礼しました…』
放課後、職員室へと足を運んだ際に掲示板に貼ってあるポスターに目がいく
ふと、先日の出来事を思い出した
“烏野高校 男子バレー部”
思い返せば、職員室前の掲示板だけじゃない
廊下の壁やら渡り廊下の壁やら至る所でこのポスターを見かける
なんかこの絵がクセになって毎回見ちゃうんだけどね。
そんな事を考えながら、鞄を持ち直し階段を降りる
そして、体育館へと繋がってる渡り廊下前を通ると聞き慣れたあの音が聞こえてきた
体育館の床が体育館シューズと擦れてなるあの特徴的な音
ボールを弾いた際に鳴るあの達成感ある音
もう一本！ そう叫んでる声
全部全部聞き慣れたもの
『…降ってくる前に帰ろっと…』
一つため息をついて、渡り廊下へ踵を向ける
そのまま玄関口まで歩こうと前を向いた時だった
ドンッと何かにぶつかった
『ｯ!』
そのまま身体が後ろへと倒れていく
まずい…！
そう思った時には既に遅くそのまま倒れると思った瞬間、誰かが私の腰を掴んだ
「うぉ！あぶねっ！
だ…いじょうか？」
そのまま私は後ろに倒れることなく、目を開けるとそこにはオレンジ色の髪色をした男の子が尻もちをついていた
そして、その目の前には私を助けたであろう黒髪の男子が立ってる
私を助けた男子は、私の方は向かずにそのままオレンジ色の髪の毛の子に向かって怒鳴り始めた
「おい、こら！日向！
てめぇ、女子にぶつかってんじゃねぇぞ！」
「いてて…わるいわるい…」
「大丈夫か？
怪我とかねぇか？
あれだったら保健室…ぇ…？」
身体を起こして謝ってくる日向と呼ばれてる人物
そして、それに呆れながらもこちらを心配しながら向き直ってくる男子生徒
だが、私の顔を見た瞬間その男子生徒は固まることとなった
そして、助けられた私も固まることとなった
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マニ。(プロフ) - デンプン。さん» わぁ！有難うございます！あのデンプン。さんのボードに返事送りました！返事待ってます！ (2月16日 15時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - マニ。さん» 初めまして〜！ とても嬉しいコメントありがとうございます！ こんな私でよければぜひぜひ〜！ありがとうございます！頑張りますね！！ (2月16日 3時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - デンプン。さん» ✉️。こんにちは！いつも作品見ています！面白過ぎて毎日が楽しい毎日です！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます☺️ (2月15日 19時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - れいさん» れい様 こんばんは 素敵なコメントありがとうございます！ おぉ！私と好み似てますね笑笑 喜んで頂けたみたいで嬉しいです！ 移行先でも読んで頂けたら嬉しいです！ これからもご愛読よろしくお願いします。 (2月1日 23時) (レス) @page50 id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
れい - 夢主ちゃん可愛いです！こう言う、過去がある感じのやつ大好きなんですよ！有難うございます！ (1月29日 19時) (レス) @page47 id: e1c5f3df3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：デンプン。
| 作成日時：2022年10月14日 19時
