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■"EP.11 ページ13











「おじゃましまーす」









そう言って呑気に足を踏み入れてる日向






場所は先程から変わり、Aの家


相変わらずでけぇ。なんて言ってる余裕もなく俺の心臓はバクバクだった







おいおい、待て待て

何でこうなった?







1時間ほど前、言われた衝撃的な言葉


それは、聞き間違いとかではなかった




何故なら今、俺はAの家にいるからだ





いや、初めて来た訳じゃない


何回か来たことはあったが、このタイミングで来るもんじゃねぇだろ




それに急にそんな家なんて呼ぶか?









『はい、バスタオル
凄い雨だったけど、身体冷えてない?』



「俺は大丈夫!」



『そ、影山は?大丈夫?
……影山?』



「ッ!うぉ、びっくり…した…」









悶々と考えていた俺は、いつしか目の前にAの顔があり驚くこととなった



だが、そんな事は気にせずAは俺にタオルを一つ渡すと笑った








『大丈夫?』



「っ…ん…さんきゅ」










Aの顔を見ることが出来ず、赤くなってしまった耳を隠すためにタオルを頭から被る


ふわっと、Aの家の優しい匂いがした









『適当に上がってよ』









そう言われ、一足先に日向がAの後を着いて行った




俺はバクバクとうるさい心臓を何とか収めようと深呼吸をして、2人の後をついて行った









「うおぉぉぉぉぉぉ!!
すっげぇぇぇ!!!」









日向の興奮じみた声が響き渡る


まぁ、俺も初めて来た時は、普通に興奮した





家の離れにあるここは、簡易的な体育館になっておりバレー専用となっている


中から繋がっており、濡れないでここに来る事も可能でよくAの兄貴と一緒にここで練習したこともあった










『そんなに凄くないよ
簡易的なもんだし』









そう言って、奥の扉からボールが入ったカゴを持ってきた





すっげぇ!なんて言いながら、ネットを用意してる日向

俺も一緒に手伝いながら、ネットを立て終わった時、ふと日向が呟いた









「そういえば、名前聞いてなかったよな
俺、日向翔陽
影山は…そっか、知ってんだもんな」



『ぁ、壽賀Aです』










Aの名前を聞いた瞬間、ん?という顔をする日向


それは、どこか聞いたことあるような名前だな…。と言ってるような顔だった









『まぁ、早く始めよ
時間ないし』








慌てたようにそう言うA


やっぱりなんか変だ









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設定タグ:ハイキュー , 影山飛雄 , 烏野高校   
作品ジャンル:アニメ
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マニ。(プロフ) - デンプン。さん» わぁ!有難うございます!あのデンプン。さんのボードに返事送りました!返事待ってます! (2月16日 15時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - マニ。さん» 初めまして〜! とても嬉しいコメントありがとうございます! こんな私でよければぜひぜひ〜!ありがとうございます!頑張りますね!! (2月16日 3時) (レス) id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - デンプン。さん» ✉️。こんにちは!いつも作品見ています!面白過ぎて毎日が楽しい毎日です!もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか?これからも更新応援してます☺️ (2月15日 19時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
デンプン。(プロフ) - れいさん» れい様 こんばんは 素敵なコメントありがとうございます! おぉ!私と好み似てますね笑笑 喜んで頂けたみたいで嬉しいです! 移行先でも読んで頂けたら嬉しいです! これからもご愛読よろしくお願いします。 (2月1日 23時) (レス) @page50 id: 3b740f393c (このIDを非表示/違反報告)
れい - 夢主ちゃん可愛いです!こう言う、過去がある感じのやつ大好きなんですよ!有難うございます! (1月29日 19時) (レス) @page47 id: e1c5f3df3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:デンプン。 | 作成日時:2022年10月14日 19時

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