検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:1,542 hit

Prologue ページ2

【二口】



ー1週間後



二「ちわーっす」



茂「お、二口きたきた!紹介するよ、2年のマネージャー」



どんな人…まぁ所詮ここは工業高校だし、可愛い子はいないだろ…



『君が二口君?』



茂庭さんの後ろからひょっこりと登場したのは美人すぎるマネージャー…



俺のどタイプ…



二「ちわす。二口堅治っす」



『はじめまして、2年の一ノ瀬です。よろしくね』



そう言って小さな手を差し出してきた



会釈して握手をする



これが俺と一ノ瀬さんの出会い



このまま俺ら2人は恋に落ちてハッピーエンド…かと思いきや



人生最大にして最恐のゴリr…



いやマネージャーの滑津が走ってきた



お前とは大違いだなーとか声かけようと思ったがそんなことを考えてると握手してる手を滑津にはたかれた



二「はぁ!?…おい滑津なにしてくれてんだよ!」



滑「一ノ瀬先輩大丈夫ですか!?このチャラ男に何もされてません!?」



『舞ちゃん、どうしたの?何もされてないよ』



滑「こいつはただのチャラいやつです。汚いので手を除菌しましょう。あ、あと今後一切近づかないほうがいいです」



『え…え!?』



ほらお前のせいで一ノ瀬さん固まっちゃったよ



二「さっきから言わせておけば…滑津ゴリラテメェ!」



滑「あんたが一ノ瀬先輩に近づくのが悪いんでしょ!?離れなさいよ!」



なんだこの尼…クソやろ…



『もに〜〜』



茂「滑津も二口もやめなさい!もう先輩くるから!ね!?」



二「はーい…一ノ瀬さん!これからよろしくっす!」



『よろしくね、女の子にゴリラとか言っちゃダメだよ?』



コテン!首コテンの破壊力がパネェ!



二「はいっ…//」



『舞ちゃんも選手と喧嘩しちゃダメだからねー』



滑「はいっ!」



1年の4月下旬。



この日から俺と滑津の一ノ瀬先輩争奪戦が幕を開けた

Setting→←Prologue



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:皐月 | 作成日時:2020年5月26日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。