水柱の継子は最強になる【責務と誓い編】【鬼滅の刃】×【呪術廻戦】 (ページ9)

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「無限列車…」
　
　
五条はある書物を見ていた
　
　
「本読んでるとか珍しい」
　
　
「僕も本ぐらいは読むさ」
　
　
「ふーん。で、何調べてんの？」
　
　
同期である家入は不思議そうに五条が読んでいる本を覗き込んだのだった
　
　
「鬼狩り伝？」
　
　
「うん。Aの事が何かわかるかなって」
　
　
「ああ、そういえば天内はそうだったな」
　
　
家入はAがどのような経緯で高専へと来たのかは五条から聞かされていた
　
　
「少しでもAの事を知りたいし理解したい」
　
　
五条は窓から雲ひとつない空を見上げた、その時だった
　
　
「Aからだ！寂しくなったのかな？」
　
　
「そんなわけないだろ。天内はその辺はちゃんとしている」
　
　
愛しくて堪らないAからの電話に、五条は浮かれ気分で電話に出た
　
　
「君の大好きな僕だ…『悟くん』…A？」
　
　
五条の思いとは裏腹に、その声は今にでも消えそうだった
　
　
『ごめんなさい…帰れそうに、、、』
　
　
そのまま声が聞こえなくなった
　