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大切なもの ページ49

『大切な仲間を傷つける奴はタダじゃおかない』
 
 
「A、落ち着け。ここにいる奴等、お前の殺気に耐えれてねーよ」
 
 
爽太の言う通り、誰もが腰を抜かし、その場に座り込んでいた
 
 
「まずは河了貂を助けるのが先だ。暴れるのはそれからにしろ」
 
 
『…わかった』
 
 
Aは刀をしまうも、どこか納得がいかないようだった
 
 
「(コイツ、、やばい。早い所、戻らないと命がいくつあってもたりない)」
 
 
荀早もAの殺気に震えていた
 
 
『信』
 
 
「…なんだよ」
 
 
『王騎様の矛と麃公様の盾を受け取ったお前ならわかるはず… 羌瘣と河了貂がとった行動は1番の最善策(・・・)だったと』
 
 
Aは羽織を翻し、玉鳳隊へと戻っていった
 

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2022年8月29日 8時

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