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藍色の髪が月明かりに照らされていた
気付けば近くにいき声をかけていた
「Aか…?」
『昌平君様…』
漆黒の瞳と目が合う
いつもの冷静さを忘れてしまう感覚になる
「…久しぶりだな」
会うのはいつぶりだろうか
最後に会ったのは確か、、、
『お久しぶりです。王騎様が亡くなった時以来ですね』
「ああ」
そう、最後に会ったのは王騎将軍が亡くなった時
涙に暮れ、赤子の様に泣き叫ぶ彼女を見たのが最後だった
『…お変わりないようですね』
「そうだな」
久しぶりに会った彼女は成長し大人びていた
美しさに磨きがかかり、あの李牧を始め、各国が彼女を一目見ようと戦に出ては捕らえようと企んでいる
「A、少しいいか?」
だからだろうか、この瞬間を逃してはならないと本能的に感じた
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作者名:あーちゃん | 作成日時:2022年8月29日 8時