二度目の初対面

入学式 ページ4

今日は高等部への入学式。
俺は今年こそ モテたいと気合満々で臨んだ。

でも緊張で昨日寝れなくてフラフラする、、、。
「大丈夫か、善逸。顔色が悪いぞ。」
炭治郎が心配してくれる。

「大丈夫！緊張してるだけ！今年こそ最高のモテモテライフを、、、」
「それは無理だと思うぞ、善逸。それだけ元気なら大丈夫だな」
さらっとひどい事を言う友人。

「ってか伊之助は？」
「それがな‥」
すごく困った顔をする炭治郎。

それを見て察してしまった。

「あいつ、まさか入学式もサボる訳、、、。そのまさかなんだな。」
炭治郎の顔を見たら嫌でも分かってしまう。

「まあ、あいつはほっといて学校行くか。」
「そうだな。」

さあ待ってろよ！俺のモテモテライフ！！！









その時俺は気づいていなかった。炭治郎がすごく心配そうな顔をしていた、本当の意味を‥。

宇随天元→←寂しい感覚…。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す