初日1 ページ1
私の名前は、発堂A
ヒーロー名はフォーサァブル
みんなからはフォーと呼ばれている。
個性は強制発動
一度でも触ったことのある物ならば無理やり発動させることができる。(人でも可能だ
電化製品ならば電気を使わずとも起動させることができ、人ならば当人の意識とは別に無理やり個性を発動させることができる
まぁ、いわゆるアングラ系ヒーローだ
今日はヒーローになって1日目、入社1日目、記念すべき日だ！
会社はもう目の前だ
「よーし！頑張るぞー！！」
私は緊張をほぐすため、気合を入れるために、大声で叫ぶ。
すると後ろからとてもダルそうな声が聞こえた
「…うるせぇ。」
私は驚き後ろを振り返った
そこには部屋着で着るスウェットのようなものを着た髪の毛ボサボサの小汚い人が立っていた
「うゎ…汚い」
思わず声が出てしまう
「ご、ごめんなさい！」
私は慌てて謝り頭を下げた
しかし、その人は無言で私の前を通り過ぎ会社の中へと入っていった
え、、、、。あの人この会社の人だったの！？
会社にあんな部屋着で行く人いるの！？
ていうか、どうしよう。口が滑ってしまったとはいえ、初対面の人に汚いは失礼だよね(汗
いろんなことを頭の中で考えていると、チャイムが聞こえた
近くに学校があるらしい
そして我に帰った私は腕時計に目をやる
「やばっ！！もう8時だ！遅刻だよ！！」
時間ギリギリに来たことを忘れていた私は入社初日から遅刻をする羽目になった
急いで会社の中に入り、自分の部署まで走る
私の部署は第4ヒーロー部署だ
しかしここの部署は他よりも案件が少ないらしく、データ管理など他の部署の手伝いもするのだとか
部署の前まできた私
焦っていたせいか、ドアを思い切り開けてしまう
バンッッ！！と大きな音が響いた
「遅刻しました！すみません！」
そして息切れながらも大声で謝った
「…うるせぇ。」
すると、聞いたことのある声がした
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作者名：アズラク | 作成日時：2020年2月22日 19時
