三十一滴《勧誘》 ページ31
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宇宙か空か。
深い青が広がる幻想を想わせる空間
そこに無数の手のひらがこちらを向く。
その中に立つ異形となった脳無だったもの
異様な空間に死柄木は口を開けっぱなしにしていた。
領域を解くと死柄木が脳無に駆け寄り
何度も怒鳴るように声をかける。
『真人。帳が上がる。そろそろ入ってほしい』
真人「え〜次も呼んでほし〜な〜」
『望むならね。縛りでも結ぶかい？』
真人「いーよ。信じてるから」
真人は答えに満足したように中に戻っていった。
死柄木は未だに
廃人と成り果てた脳無に話しかけている。
馬鹿だなぁ
『それ。もう反応しないよ』
死柄木「クソｯ………
ヒーローが人殺しとかいいのか?」
『人じゃないんだからいいだろう？
まぁ人でも殺していたがね」
死柄木「……お前、イカれてんな」
『僕じゃなくてみんながおかしいんだ。
みんな日常的に虫やらを殺しているのに、
なぜ人を殺すことを躊躇う？
みんないつも肉や魚を食べているじゃないか。
あんなのただのバラバラ死体だ。
そんなことも思わず食べているのにね
今更何を言うのか』
死柄木「お前…いいな。
敵連合。入ってみないか？」
思わずキョトンとした。
こいつまじか。ヒーローを敵に誘うか?
まぁもちろん利用するけど
『保留と行こうか。
人の行動には理由がつきまとう。
僕がヒーローをするのにも理由があるんだ。
もうすぐだ。それまで待っていてくれ』
死柄木「ッハハ。いいぜ。
後々黒霧を送る。その時までに決めとけ」
その言葉を最後に
死柄木は霧に包まれた。
霧が晴れる頃には
帳も上がってそこにはもう何もなかった。
AM「エル・クラウン‼︎大丈夫かい⁈」
『私をなんだと思ってるんですか。
貴方私に勝てる自信あるんですか?』
AM「それはそうとして……
怪我の話さ！
そこの異形がヤバいと生徒から聞いてたからね」
『マジでなめてますよね。
治癒の話したと思いますけど』
そんな親子みたいな会話をしてるとスナイプさんが来た。
スナイプ「二人ともくだらないこと言ってないで
早く上集まってください。
報告と安否確認。まだ済んでないですよ」
『さーせん』
「ごめんね…」
*_____*_____*
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アズラーイール(プロフ) - Ray@二次元LOVEさん» コメありがとうございます！誤字報告ありがとうございます！他の誤字も一気に直しますね…‼︎ (2022年1月21日 0時) (
レス) id: 7e5f5a82e3 (このIDを非表示/違反報告)
Ray@二次元LOVE(プロフ) - 初コメ失礼します。10ページから名前変換の元と違う言葉が入っているため名前変換されない事態になっています。読みにくいので出来れば直して欲しいです。更新楽しみにしてます！ (2022年1月21日 0時) (レス) id: 0909fd7c4f (このIDを非表示/違反報告)
アズラーイール(プロフ) - 蒼夜さん» コメありがとうございます！！すごい！気づかれないと思ってました！細部まで見てくれててありがとうございます！ (2022年1月16日 19時) (レス) id: 7e5f5a82e3 (このIDを非表示/違反報告)
蒼夜 - 27ページだけ1番最後のやつが太陽になっててサブタイの晴れると重なってますよね… (2022年1月16日 18時) (レス) @page27 id: 73d146c028 (このIDを非表示/違反報告)
アズラーイール(プロフ) - 青折り紙さん» わぁぁ！コメありがとうございます‼︎完全に界隈一緒ですね!!好きだなんて…!!ありがとうございますｯｯ (2022年1月12日 16時) (レス) id: 7e5f5a82e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アズ | 作成日時：2022年1月8日 18時
